Photo: Tim Swallow
Photo: Tim Swallow

わずか17名で構成されているウイメンズのワールドツアー。そのため、ワールドツアー入りするニューフェイスの数はごく僅か。

そんな厳しい環境にありながら、今シーズンからツアールーキーとなったのがチェルシー・トゥアク「Chelsea Tuach」(20歳)。カリブ海に浮かぶ西インド諸島のバルバドス出身のチェルシーは、バルバドス出身女性として初のWCTサーファーです。

今回の動画は、ツアールーキーのチェルシー・トゥアクが現在と未来について語る映像をお届けします。


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バルバドスやカリブ海の国々には才能溢れるサーファーがいっぱいいるので、小さな国出身者であっても大きな夢を叶えることができると、自らが先駆者となって証明できたことが嬉しいと語るチェルシー。

そんなチェルシーですが、サーフィンについて考えたくもない時もあったり、一生サーフィンを続けていくとも思っていないとのこと。そこで、サーフィン以外の関心として、栄養学を学ぶのが楽しみと言います。

念願のワールドツアー入りを果たしたチェルシーですが、これまでの成績は全て初戦敗退となる13位で、現在のWCTランキングは18位。来シーズンのツアー残留は厳しい状況にあるので、ワールドツアー後の人生も考えての事でしょう。

近年はサーフィンとフィットネスのクロスオーバーが増えていますね。個人レベルのSUP(スタンドアップパドル)から、団体としてはロキシーフィットネスなど。

コンテスト界の頂点であるワールドツアーを経験したチェルシーが、栄養学を学んで若手女性サーファーに知識を広めていくことで、「サーフィン×フィットネス」の幅がさらに広がっていきそうな気がします。