現地時間10月4日(フランス)、2014年度ASPメンズワールドツアー第九戦クイックシルバー・プロ・フランスのラウンド5~クオーターファイナルのヒート2まで開催されました。公式サイトによる波のサイズは、フェイスで8~10フィート。
大きくサイズアップして炸裂した本日、ハイスコアを出すにはチューブライドが必須という展開となりました。本日のオープンニングヒートはジョンジョン・フローレンスvsミック・ファニング。ビッグサイズのバレルとなれば滅法強いジョンジョンは、パーフェクト10と9.9ポイントを叩き出し、圧倒的な差でミックを破りました。ちなみに、ミックもバレルを二本メイクしたのですが、ジョンジョンのバレルと比較されると6ポイント台しか出す事ができませんでした。
ラウンド5で注目のヒートは、タイトルレースが絡むケリー・スレーター。ワールドツアーサーファーの中で、最もチューブが上手いサーファーとして、ジョンジョンと並んで名前の挙げられるケリー。その評判通り、一本目から9ポイント台を出し、タジ・バロウという手強い相手との対戦でしたが、勝ち上がりました。
クオーターファイナルに進むと、注目となったのはジョシュ・カーvsガブリエル・メディナ。ガブリエルとしては、ここも勝ち上がり、タイトルレースをさらに有利にしたいところ。しかし、ガブリエルにしては珍しく、4ポイント台のスコアしかマークする事ができず、ここで敗退となりました。ただ、今回の結果にしても5位なので、さほど足を引っ張る結果ではないです。
本日はクオーターファイナルのヒート2までの開催となったため、クオーターでのケリーのヒートは開催されていません。これまでに何度も言及していますが、ケリーは今イベントで優勝しないと、タイトルレースは非常に厳しくなります。と言うのも、優勝者へのポイントは大きく、今シーズン3勝しているガブリエルに対し、ケリーは1勝もしていないためです。どうゆう結果が待ち受けているのか、楽しみですね。
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