オーストラリアNSW(ニューサウスウェールズ)州セントラルコースト出身のウェイド・カーマイケル(22歳)。
サーフィン大国オーストラリア出身とあり、オージーはかなり実力があってもメインスポンサーの付かないサーファーは数多くいますが、ウェイドもその一人。
そんなウェイドは、世界を旅して回る生活を送りながら、ホームにいる時はビーチでライフガードを務めています。
メインスポンサーは付いていないものの、その実力は認められているため、昨年と今年はオニールによるスペシャルイベント「オニール・コールドウォーター・クラシック」に招待されました。
同イベントは、メインスポンサーの付いていないサーファーのみを対象にしたもので、優勝者にはオニールがスポンサーになるという企画。
昨年の同イベントでは、ウェイドはファイナル進出を果たしたものの、最後の最後でトリー・メイスターに破れ、涙を飲みました。
そして、今年はクオーターファイナルで敗退し、未だにメインスポンサーが不在の状況。
現WQSランク68位のウェイド。ランキングとしてはそれほど振るわないものの、今シーズンのハワイでは、トリプルクラウンの前哨戦とも言われるHICプロ・サンセットで5位、トリプルクラウン初戦のリーフ・ハワイアン・プロで9位の成績を残しています。
つまり、サーフィンの基本であるレールワークが求められるハワイのコンテストで強いということは、その実力は本物だと言えます。
今回の動画、そんなウェイドがゴールドコーストでフリーサーフする映像となります。早熟なブラジリアンに対し、サーフィンというスポーツが成熟しているオーストラリアでは、28歳でツアーデビューを果たしたカイ・オットンのように遅咲きタイプもいます。
そのため、今後のウェイドの活躍に期待したいところです。
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