ヨーロッパのビッグウェイブスポットとして、ポルトガルのナザレに並び、注目を集めるのがアイルランドのマラモア(Mullaghmore)。レフトハンダーのマラモアは、まるでタヒチのチョープーのような波がブレイクします。

しかし、チョープーとの大きな違いは、温暖なタヒチとは正反対に極寒のアイルランドという点。そんな過酷なマラモアで、今年2015年1月に行われたビッグウェイブセッションが、今回の動画となります。

セッションに登場するのは、イギリス出身のトム・バトラー(Tom Butler)とドイツ出身のセバスチャン・ステッドナー(Sebastian Steudtner)。

ビッグウェイブサーファーである二人は、なんとナザレとマラモアの両方に秘密基地を持っていて、どちらにもジェットスキーやビッグウェイブサーフィンに必要な道具を取り揃えているとのこと。絶対にチャンスを逃したくないことの表れですね。

ちなみに、12月11日、ベンジャミン・サンチスがギネス記録を超える波に乗った際のセッションにも、しっかりと参加しています。つまり、タイミングによっては、この二人のどちらかが、ギネス記録を更新していたとしてもおかしくないほどのビッグウェイブサーファーです。

寒さが厳しさを増し、強風が吹き荒れると覚醒するというマラモア。とてもエクストリームな環境に加え、ストーミーな雰囲気漂う波に向かう気分は一体どんな感じなのでしょうか。私からしてみれば、ただただ恐ろしい気持ちが先行してしまいます。

マラモアに関する過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

新たなビッグウェイブエリアとして注目を集めるヨーロッパ

アイルランドのビッグウェイブスポット「マラモア」へ:ミシェル・ボウレズ


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