今年2015年シーズンのウイメンズワールドツアーにおいて、唯一のルーキーサーファーであるタティアナ・ウェストン・ウェブ(18歳)。今回の動画は、そんなタティアナに迫った映像となります。
8歳辺りで兄に連れられてサーフィンを始め、すっかりサーフィンの虜になったと話すタティアナ。地元カウアイ島で開催されていたローカルイベント(現在はベサニー・ハミルトン&アラナ・ブランチャードが主催)に出場すると、コンテスト熱に火が付いたそうです。
コンテスト熱が盛り上がったのには、パイプラインでのコンテストで優勝経験があるボディボーダーの母親のDNAが強いそうです。その後、アマチュアイベントの最高峰と言えるNSSAで優勝し、次第に目標は明確となり、最終的にはコンテスト界の最高峰であるワールドツアー入りを果たしました。
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昨年は、怪我をしたコートニー・コンローグのリプレイスメントとして、3つのツアーイベントに参戦したタティアナ。ビッグサイズとなったフィジーでのイベントでは、ビッグウェイブに強いサーファーとの印象を残しましたね。
今シーズンの目標は、まずはツアーイベントでのファイナリスト入りを目指し、最終的には優勝を狙っているとのこと。タティアナにとって、ワールドツアー入りは、あくまでも人生における始まりに過ぎないようです。
この発想は日本とは大きく異なりますね。日本人サーファーなら、ワールドツアー入りが前人未到の最終目標とも言えます。しかし、環境が異なり、カリッサ・ムーアといったワールドチャンプもいるハワイアンのタティアナにとって、言い換えてみれば、ワールドツアー入りは当たり前といった感じにも取れますので。
果たして、唯一のルーキーであるタティアナが、どのような活躍を見せるのか注目です。ちなみに、唯一のルーキーという事は、ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、タティアナで決定なのでしょうかね!?