ビッグウェイブサーファーにとって、大きな一日となった2015年5月1日。南米チリではBWT(ビッグウェイブツアー)イベント「クイックシルバー・セレモニアル」が開催され、北米カリフォルニアではビッグウェイブアワードが開催されました。

2つのイベントが終了し、ビッグウェイブサーファーは一息付きたい所ですが、そうは行かないのが自然を相手にするサーファー。両イベントが終了後の5月3日、メキシコに歴史的ビッグスウェルが到来したのです。

舞台となっているのは、メキシコのプエルト・エスコンディード。シェーン・ドリアンが、今年のビッグウェイブアワードで「Billabong Ride of the Year」受賞の映像を撮影した場所です。

スウェルのサイズは、ローカルが「見たこともないほどデカい」と、口々にするほど。波予報サイト「サーフライン(Surfline)」によると、プエルトに押し寄せるスウェルでは過去最大だそうです。ちなみに、明日5月4日もまた、同様のサイズをキープする予報とのこと。

今回はタイミング的に、ほとんどのビッグウェイブサーファーがチリまたはカリフォルニア、つまりはアメリカ大陸に集まっていたので、メキシコへ飛んだサーファーが多かったそうです。

そこで、大急ぎでネットにアップされた二本のライディング映像をお届けします。一本はマーク・ヒーリーによるライディング、もう一本はブラジリアンのペドロ・カラドによるライディングとなります。

ちなみに、マークはインスタグラムで「今朝はむちゃくちゃビビったよ。みんな無事で良かった」と、コメントを残しています。世界的に知られるビッグウェイブサーファーが、そこまでビビるほどの波は、映像でチェックして見て下さい。ヤバすぎです。

近日中に、続々と凄まじい映像がアップされてくるはずなので、追ってお伝えしていきます。


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マーク・ヒーリー

ペドロ・カラド