ブラジルで開催されていたツアーイベント第四戦「オイ・リオ・プロ」が終了したばかりのWCT(World Championship Tour)。続く第五戦は、南太平洋のフィジーへと舞台を移しての開催です。
メンズは「フィジー・プロ」、ウイメンズは「フィジー・ウイメンズ・プロ」と呼ばれる第五戦は、これまでの男女同時開催ではありません。それぞれのウェイティングピリオドは、ウイメンズが5月31日~6月5日、メンズが6月7~19日。
運営陣としては同時開催の方が楽だと思いますが、別々に開催される理由は、ステイ先が島の宿泊施設に限定されるため、収容人数に限度があるためかと思います。
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コンテスト会場となるのは、タバルア(Tavarua)島の沖合に位置するアウターリーフのクラウドブレイク、そして、同島からわずか90~270メートル沖合でブレイクするレストラン。
クラウドブレイクとレストランのいずれも、ワールドクラスのレフトハンダー。一定サイズ以上になると、どちらもバレルコンディションとなり、パーフェクトブレイクのクラウドブレイクに対し、高速ブレイクといった感じのレストラン。過去のサーフムービーでは、頻繁にレストランの高速バレルシーンが登場していました。
ヘビーコンディションとなる事が多く、以前まではメンズのツアーイベントのみが開催されていたのですが、昨年2014年から、2006年を最後に開催されていなかったウイメンズのツアーイベントも開催されるようになりました。
昨年の同イベント優勝者は、メンズがガブリエル・メディナ、ウイメンズがサリー・フィッツギボンズ。波に関しては、ウイメンズは大当たりとなり、メンズは過去にあまり例がないほどの大外れでしたね・・・。
今年はどのような波が、WCTサーファーを迎え入れてくれるのか楽しみですね。
クラウドブレイクに関する過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
ビッグスウェルを求めてクラウドブレイクへ:デイヴ・ラストヴィッチ
クラウドブレイクを舞台にしたドキュメンタリー作品「Thundercloud」の予告編
昨年2014年の同イベントの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
*2014年度ASPウイメンズワールドツアー第五戦フィジー・ウイメンズ・プロ
*2014年度ASPメンズワールドツアー第五戦フィジー・プロ
・初日ハイライト
・二日目ハイライト
・三日目ハイライト
・最終日ハイライト