前編に引き続き、後編の今回。2ウェイブトータルのスコアシステムになってから、初のパーフェクト20を出したのは、言わずと知れた11×ワールドチャンプのケリー・スレーター。


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2005年度ビラボン・プロ・タヒチのファイナルでした。対戦相手のダミアン・ホブグッドは、ヒート中のワイプアウトで肩を脱臼し、ラインナップにはケリーが一人だけという異色の展開。そんな中、ケリーはパーフェクト10を二本揃えました。

2005年の数年前、すでにツアーをセミリタイアしていたケリーは、アンディ・アイアンズの存在に触発され、絶対負かしたいとの思いでツアー復帰したものの空回り。

そんな中、パーフェクト20を出したこの年、1998年振りのワールドチャンプに輝いています。ちなみに、普段は感情を露わにしないケリー。しかし、パーフェクト20達成後、ビールを片手にラインナップに戻り、チューブ内でビールのプルトップを開け、メイク後にビールを煽るシーンは、今でも覚えている方が多いのではないでしょうか。

その後のパーフェクトスコアはダイジェストになりますが、2008年度パイプマスターズでのジョエル”パーコ”パーキンソン、2011年度ビラボン・プロ・タヒチでのジェレミー・フローレス、2013年度ボルコム・プロでのケリー、2013年度オークリー・プロ・バリでのパーコとなります。

つまり、ケリーとパーコが二回達成していることになります。よくよく考えると、ケリーよりもパーコのツアー歴の方が短いので、パーコの記録の方がインパクトがあるかもしれません。

これまでのWCTイベントでパーフェクトスコアを出したサーファー:前編

ケリー@2005
https://youtu.be/x6XgK66kay4

パーコ@2008
https://youtu.be/pVzhMfjkx3s

ジェレミー@2011(ジェレミーのライディングは3:14~)
https://youtu.be/VF1KyXCR1cg

ケリー@2013
https://youtu.be/41FOXIklEGM

パーコ@2013
https://youtu.be/Z7GOBBOmmkc

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