日本で多い腰痛患者。一定の年令以上になると、ギックリ腰になったといった話は頻繁に耳にするかと思います。そして、腰痛持ちになるとキツくなってくるのがサーフィン。
サーフィンでは、パドリング時に腰から上半身にかけ、弓状の形に反り上げる体勢を取るため、どうしても腰に負担がかかってしまうためです。
今回の記事は、腰痛サーファーでも、あまり腰に負担をかけずにパドリングが可能になるグッズを紹介します。商品名は「パドルピロー(Paddle Pillow)」。日本語にしたら、パドル枕といった感じですね。
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同商品を考案したのは、自身も腰痛に苦しめられているアイルランド出身のデヴィッド・コリンズ。デヴィッドは、過去3回も腰椎椎間板ヘルニアの手術を行ったものの、回復には至らなかったと言います。
そのため、サーフィンする時間が長くなればなるほど、腰には痛みが走り、徐々にサーフ時間も短くなったとのこと。サーフィンを止める時期が近付いてきたと考えるほどだったそうです。
そんなある日の春、グローブを装着して臨んだセッションで偶然の発見をします。その日は普段よりも暖かかったので、セッション中にグローブを外したデヴィッド。
グローブをウエットスーツの中の胸元辺りにしまい、セッションを再開すると、胸元のグローブがパドル時にクッション代わりとなり、パドルしている際に掛かっていた腰への負担が軽減したと言います。
その瞬間、「これだ!」と閃いたデヴィッドは、半ば諦めかけていたサーフィンライフが続けられると希望を持ち、パドルピローを生み出したとのことです。
同商品は非常にシンプルな作りで、防水素材を使った小型版のエアー枕といった感じ。自分でパドルピローを膨らませ、ウエットスーツの胸元に入れて使用する事となります。公式サイトによると、販売価格は9.99ユーロとお買い得な価格設定となっています。
腰痛で苦しめられているサーファーにとっては嬉しい商品ですね。この発想を元に、何らかの代用品を使い、どれほど腰への負担が和らぐのか試してみるのもアリかと思います。
詳細については、下記リンク先の公式サイトから参照して見て下さい。
公式サイト「Paddle Pillow」