近年増えているオンラインによる個人対個人のサービス。
有名どころで言えば「Uber」や「Grab」といった個人タクシーによるオンライン配車アプリで、海外で実際に利用し、アプリからの予約と言った手軽さに加え、個人間取引なのでタクシー会社よりも低料金であることを体験した方も多いのではないでしょうか。
そんなオンラインアプリですが、サーフボードレンタルにおいてもサービスがスタートしています。
今回の記事は、オンラインサーフボードレンタルアプリ「The Quiver(ザ・クイヴァー)」というサービスに関するニュースをお届けします。
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ザ・クイヴァーとは
海外サーフトリップにおいて、最も面倒くさい点として挙げられるのがサーフボードバッグの移動。
単純に持ち運びが面倒くさい点はもとより、飛行機を利用すればオーバーチャージが掛かるケースが多かったり、海外では電車にサーフボードバッグの持ち込みが禁止されている場合もあります。
ならば、サーフトリップ先でレンタルできれば一番手軽ではないでしょうか。もちろん、海外のサーフショップなどでレンタルといったことは、これまでも可能。
ですが、個人間取引にして低料金でのレンタル可能という点がモダンであり、その思いを形にしたのがザ・クイヴァー。
ザ・クイヴァーの利用方法
ザ・クイヴァーの利用方法の流れは以下の通り。
利用方法は至ってシンプルとなっていて、実際のサーフトリップ先周辺でサーフボードのレンタルをしている人を探す。
乗ってみたいサーフボードをレンタルしてくれる人を見つけたら、すぐに予約を入れるのではなく、まずはメッセージ機能を使って相手とやり取り。
メッセージ機能の利用を推奨している理由としては、ボードの詳細を確認したり、2日以上のレンタルが可能であるのかなど、事前に入念な意思疎通を図った方がスムーズな取引となるためです。
全てが思い通りに進めば、数タップで支払いを終えて、レンタル決定の通知を受けて完了となります。
レンタルオーナーになるには
上記ではレンタルする側の流れを説明しましたが、ザ・クイヴァーでレンタルオーナーになることも可能です。
レンタルオーナーになる場合、気になるのがザ・クイヴァー利用による手数料。ヤフーオークションの出品者になるようなものですね。
手数料としては、取引金額の10%とPaypal(ペイパル)料金として2.9%前後を支払う事となります。
ペイパルを利用する理由としては、ザ・クイヴァーが基本的に個人間取引なので、利用者間のトラブルを避けるための保険としてです。
私はかつて、世界最大のオークションサイト「eBay」を利用した際、出品者が私に商品を発送したと嘘をつかれてトラブルに発展したことがあります。
出品者とはいくらやり取りをしても埒が明かなかったで、eBayもペイパル経由での決済だったのでペイパルに報告すると、すぐに出品者は返金してくれたので、ペイパルを間に挟むことは利用者双方にとって安心に繋がると思います。
まとめ
実際にレンタルボードリストをチェックして見ると、10ドル/1日といった安いボードもあれば、メジャーブランドのボードもあったりと幅広いラインナップとなっています。
普段はショートボードに乗っていても、コンディションによってはロングボードをレンタルしたりできる点も魅力です。
今後はこういった個人間取引サービスは増えていくと思われるので、上手くサービスを利用して、サーフトリップがより快適になれば良いですね。
興味のある方は、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
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公式サイト「The Quiver」