ワールドツアー第六戦(全11戦)を終えた時点において、ツアーランク5位に付けているリップカールライダーのオーウェン・ライト「Owen Wright」(25歳)。
ビッグサイズとなった今年のフィジーでのツアーイベントでは、史上初となるパーフェクトスコアを2回マークして優勝しましたね。
これまでのWCTイベントでパーフェクトスコアを出したサーファー:前編
これまでのWCTイベントでパーフェクトスコアを出したサーファー:後編
今回の動画は、5月前半、オーウェンが若手ビッグウェイブサーファーのディーン・ボーエンと共にチョープー(タヒチ)を訪れた際の映像となります。
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動画では、前半部分がディーンのライディングシーン、後半の1:03~からがオーウェンのシーンとなります。チョープーでのツアーイベントが開催間近なので、気になる映像ですよね。
しかも、グーフィーフッターのオーウェンにとってフロントサイドとなるクラウドブレイク(フィジー)では、キレたチャージで優勝を果たしているので、オーウェンのサーフィンに注目が集まります。
いきなり激しいワイプアウトからスタートするオーウェンのシーン。しかし、見せ場をしっかりと作っています。バレル勝負となるチョープーイベントでのジャッジ基準は、主に3点に絞られると思います。
一番重要な点は、波のサイズ。要するに、ヒート中に最もデカいセットに乗れるかどうかです。それ以外の点では、テイクオフの難易度、そして、バレル内でいかにディープなポジションを走るかといった点。
その3点を踏まえると、1:22~からのライディングは、確実にパーフェクト10を獲得できるライディングかと思います。
非常にシンプルなバレル勝負となるチュープーですが、最もスリリングで見応えのあるワールドツアーイベント。14日からウェイティングピリオドがスタートとなるので、早くも楽しみでしょうがないです。
https://vimeo.com/134918121
オーウェンの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
Jベイ(南アフリカ)の予行練習としてベルズでフリーサーフ:オーウェン・ライト
フィジー・プロ優勝のオーウェンが使用したボードサイズ&フィンのセットアップ