ようやく冬を終え、これから暖かい季節へと移行していく南半球のオーストラリア。ただ、日本でもそうですが、冬の方がコンスタントに波が良いんですよね。
今回の動画は、真冬のオーストラリアでのフリーサーフセッション映像となります。登場するのは、ジャック・フリーストーン、ティール・ヴァナー、ボビー・マルティネスの3名。とは言え、ほぼジャックがメインとなっています。
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ジャックと言えば、オージーサーファーの中では、ジョエル”パーコ”パーキンソンと並び、ワールドジュニアチャンピオンに2度も輝いた数少ないサーファー。
そのため、パーコのよう、すぐにWCT入りすると思われながら、苦戦することに。しかし、これまでの苦労がようやく報われることになりました。先日開催された最もグレードの高いQS10,000イベントで優勝。QS10,000イベントは、昨年までのプライムイベントです。
WQSランクは2位となり、獲得ポイントは2万ポイント以上となったので、来年のワールドツアー入りはほぼ確定と言って間違いないでしょう。現在、ジャックは23歳なので、将来を有望視されていたサーファーとしては、苦しい道のりだったと言えますね。
そんなジャックをメインに据えた今回の動画。撮影場所は、前半がティールのホームであるSA(サウスオーストラリア)州、後半がジャックのホームであるQLD(クイーンズランド)州となります。
注目は、2:10~からのジャックのバックサイドのエアリバース。完全にボードを垂直にさせるローテーションで、ジャックらしさ全開のスタイリッシュなエアリアルです。
パワーだけでなく、バリエーション豊かなエアリアルを駆使するジャックのサーフィンは、コンテスト界最高峰のワールドツアーイベントにおいて、どのようにブラジリアンのエアーと比較されるのか楽しみです。
出演サーファーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
サーフアドベンチャー好きにはたまらないオーストラリアSA州:ティール・ヴァナー