世界同日プレミア試写会を終え、12月1日の新作シグネチャームービー「View From A Blue Moon」リリースも迫ってきたジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(23歳)。
日本でもプレミア試写会が!ジョンジョンのシグネチャームービー予告編のロングバージョン
今回の動画は、同作品に収録されているビッグアーリーウープの映像を、ジョンジョン本人が解説する映像をお届けします。
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今回のアーリーウープは、ジョンジョンが2013年にバリ島クラマスでメイクし、当時はコンテスト史上最大の高さのアーリーウープと称されたものよりも、高さがあります。
ジョンジョンによると、テイクオフはイージーな波だったものの、すぐにフェイスが切り立ってきたとのこと。そのため、パンプの必要もなくハイスピードに達したと言います(パンプとは日本語で言うアップスーンで、軽いレールワークのこと)。
そして、アーリーウープに最適なセクションを見つけたので、狙いに行きます。パーフェクトなタイミングで飛び出すと、風の力を借り、しばらく上方へと舞い上がったそう。
その後、下を見下ろすとメイク可能であると確信したと言います。ジョンジョンいわく、アーリーウープは着地前にしっかりと着地地点がチェックできるのがクールな点だとのこと。
着地地点がボトム過ぎると、着地時の衝撃が激しく弾かれてしまうそうです。エアーの着地では、スープ(すでに波がブレイクしているセクション)に着地すると衝撃が緩和されて、膝や足首を負傷しにくいと言われていますからね。
ちなみに、今シーズンのジョンジョンは、アーリーウープの着地失敗で足首を負傷し、2ヶ月海に入れない生活を送っていました。ブラジルでのイベント後の撮影時だったので、無理をして着地を決めようと思ったのかもしれませんね。
それにしても、とんでもない高さのアーリーウープ。風向きや波といった様々な要素が上手く組み合わさり可能となった度肝を抜くエアーですね。
追記(2015/12/4)
ジョンジョンの最新ムービー「View From A Blue Moon」がリリース!購入方法について
アーリーウープに関する過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
アーリーウープから540やパダンのビッグバレルなど@バリ:ジュリアン・ウィルソン