2001年、WCTイベントでありトリプルクラウン最終戦となるパイプマスターズにワイルドカード出場を果たし、そのまま優勝するという伝説を残したブルース・アイアンズ「Bruce Irons」(36歳)。2004年にはWCT入りを果たし、コンテストの世界でも活躍していた元WCTサーファーですね。
そんなブルースが、今年のパイプマスターズへとワイルドカード出場することが発表されたのです。ただ、その過程には昨年から色々とあったので、今回の記事でお届けします。
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昨年のパイプマスターズは、ハワイアンローカル出場枠が大幅に減らされたりと、ローカルとASP(現WSL)サイドで大揉めになっていましたね。
サーフブランド「Da Hui」に訴えられたワールドツアー運営団体「ASP」
そんな昨年のパイプマスターズのトライアルイベントは、WSLがトライアルの出場者を指名する招待制イベントだったのですが、ブルースは招待されず。同イベントで過去に優勝したり、今でもパイプのスペシャリストであるにも関わらずです。
さらに言えば、同イベントはブルースの兄・アンディ死後、アンディの功績を称える意味を込め、イベント名には「in Memory of Andy Irons」と名付けられているにもです。
ただし、昨年のブルースは、ASPのメンバーシップに登録していなかったので、メンバーを差し置いてブルースを優遇することはできなかったとも言われています。
そんな経緯があり、今年のブルースはWSLにメンバー登録し、トリプルクラウンの前哨戦であるHICプロに出場したりと、パイプマスターズに出場すべく準備をしていました。
また、最近では「#Bruce4pipemasterswildcard」というSNSのハッシュタグを使い、プロサーファーによるブルースのパイプマスターズ出場を求める声が高まっていました。
その甲斐あってか、正式にブルースのパイプマスターズへのワイルドカード出場がWSLから発表されました。サーフファンとしては嬉しいニュースですが、タイトルレースに絡むサーファーとしては、ブルースとの対戦となれば嬉しくない!?ニュースかもしれません。
何はともあれ、パイプマスターズのウェイティングピリオドは12月8日からスタート。ブルースの出場で、見たいヒートが一つ増えたと言えますね。
2015年11月18日:ブルースのパイプラインでの動画
https://youtu.be/wLKUXMjjA6A
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昨年度パイプマスターズの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。