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Photo: Brett Hemming

世界一危険なビッグウェイブイベントと評されているシドニー(オーストラリア)のボタニー湾を舞台にした「Red Bull Cape Fear(レッドブル・ケープ・フィア)」。

では、何が危険かと言うと様々な要因が挙げられます。そこで、イベントスポンサーであるレッドブルが危険要因を数字で分析した動画を公開。

今回の動画は、数字から分析するレッドブル・ケープ・フィアの危険要因に関する映像をお届けします。


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会場となるケープ・ソランダー(サーフスポット名は「ケープ・フィア」や「アワーズ」)は、波のフェイスが突然変異するミュータントウェイブのスラブ(slab:底ボレするバレル)。

ミュータントスラブという点だけを取ってみても、通常のビッグウェイブイベントとは異なりますね。ここからは、数字で危険度を分析。

・イベント開催要件は8~12フィートのビッグスウェル

・波のサイズはビル3階相当

・ブレイクする波の水量はオリンピックプール27個相当

・波がブレイクする場所の水深は2フィート(約60センチ)

・波がブレイクする場所からインサイドの岩棚までの距離は10メートル

・トウイン(ジェットスキーによる牽引)のスピードは最大時速50キロ

・バレルは5秒

・ワイプアウト時に波に巻かれ続ける時間は最大10秒

上記データを見ていると、やっぱりサーフィンするような場所ではないんじゃないかなと感じるのは私だけではないでしょう…。

*2017年レッドブル・ケープ・フィア関連の過去記事