photo:WSL / Kirstin Scholtz
photo:WSL / Kirstin Scholtz

コンテストサーフィンを運営するWSL(World Surf League)による今シーズンのWCT(World Championship Tour)とWQS(World Qualifying Series)の全イベントが、ワールドツアー最終戦のパイプマスターズを以って終了しました。

今回の記事は、コンテストサーフィン界における最高峰であるワールドツアーのWCT入りするサーファーを紹介します。WCTとWQSの違いは、下記リンク先からチェックして下さい。

WSLが運営するプロサーフィンツアーの「WCT」と「WQS」について


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まずは、WCTサーファーでツアー残留を決めたサーファーは、以下の表におけるランキングのトップ22まで。

2015 WCT 1~10

2015 WCT 11~21

2015 WCT 22~28

WCTランキング21位が二人いるので、21位までのサーファーが残留となります。あくまでも、トップ22に残りながら、引退するサーファーがいない場合ですけど。ジョエル”パーコ”パーキンソンの引退が囁かれていましたが、正式発表していないので、無いとは思いますが。

WQSのランキング表は以下の通り。

2015 WQS 1~8

2015 WQS 9~15

WQSからはトップ10がWCT入りしますが、WCTトップ22に入り、WQSトップ10にも入ったサーファーは除外されます。今シーズンであれば、フィリペ・トレドが該当。

そのため、WQSからは10位が2名いるので、10位までがWCT入りとなります。コロヘ・アンディーノもしくはミゲル・プポのいずれかが、パイプマスターズの結果でトップ22入りすれば、WQS12位のスチュアート・ケネディはWCT入りできたので、本人は残念な結果だったでしょう。

さて、メンズのWCTメンバーは、WCTとWQSのランキングに加え、WSLから特別枠で2名がWCTサーファーに選出されます。例年であれば、過去に結果を残しているものの、怪我で欠場を余儀なくされたサーファーに与えられます。

今年2015年シーズンならば、間違いなく一名はジョーディ・スミス。気になるのは、残り1枠。普通に考えれば、怪我で今シーズンは半分以上のイベントを欠場したマット・バンティングでしょう。

ただし、マットは今年のツアールーキーなので、実績がありません。となると、WCTランク23位のアダム・メリング、WQSランク12位のスチュアートに与えられる可能性もあり得ます。

果たして、WSLがどのような判断を下すのか気になりますね。

(追記:2015/12/23)

WSLのワイルドカード枠は、ジョーディ・スミスとマット・バンティングになりました。

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