エルニーニョ現象の影響から、ビッグスウェルに恵まれている今冬の北半球。特に、ハワイが当たり年ですね。2015年12月頭にはBWT(ビッグウェイブツアー)イベント「ピアヒ・チャレンジ(Pe'ahi Challenge)」が開催されたり、ウインターシーズン前半戦から調子が良いので。
今回の動画は、年が明けてもグッドスウェルが続いているハワイで、11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(43歳)がフリーサーフする映像をお届けします。
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撮影の舞台となったのは、ウイメンズWCTイベント最終戦「ターゲット・マウイ・プロ(Target Maui Pro)」の会場となっているマウイ島のホノルアベイ。
昨日の記事で、1月4日にベサニー・ハミルトンがマウイ島ジョーズでビッグウェイブにチャージしたとお伝えしましたが、今回の動画も同日のようです。ちなみに、ジョーズとホノルアベイは、どちらもマウイ島北西部に位置するサーフスポット。
ベサニー・ハミルトンが今度はマウイ島ジョーズのビッグウェイブにチャージ
今回の動画を見ていて圧巻なのは、波のフェイスの使い方ですね。とことんまでボトムに降り、隅から隅までフェイスを使うスムーズなサーフィンはハウツー動画のようです。
私のような一般サーファーだと、しっかりボトムまで降りようと意識すると、パワーポケットから抜けてしまうことがありますが、ケリーの場合、そこまでボトムに降りるの!?というくらいまでダウンザラインしながら、しっかりとドライブの利いたボトムターンを見せています。
要するに、波の見え方がまったく違うということですね。無駄のない見事なまでのライン取りとボトムターンに注目して見て欲しい動画です。ケリー・スレーターというサーファーは、まさにサーフィンのお手本ですね。
ケリー・スレーターの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。