2014年シーズン、トリプルクラウンのWQSイベント二戦で奇跡の大逆転劇を演じ、2015年度WCT入りを決めたマウイ島(ハワイ)出身のダスティ・ペイン「Dusty Payne」(27歳)。
2014年度トリプルクラウン開催前のダスティはWQSランク100位近辺。WCT入りは基本的にWQSランクのトップ10なので、ツアー入りはほぼ不可能に近いポジションでした。しかし、トリプルクラウン初戦で優勝、第二戦では準優勝となり、WQSランク10位へとジャンプアップしたのです。
WSLが運営するプロサーフィンツアーの「WCT」と「WQS」について
今回の動画は、ダスティ・ペインによるフリーサーフ映像をお届けします。世界トップレベルのフリーサーフィンなので、見ないと損です。
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勢いに乗りまくりで2015年にWCTへと返り咲いたダスティですが、コンテストサーフィンになると悪い方向へと一変。2015年のWCTランキング36位、WQSランキング13位という成績に終わり、WCT落ちとなっています。
しかし、以前にお届けしたジュリアン・ウィルソンとのスンバワ島レイキーピークでのフリーサーフィンと言い、とにかくフリーサーフィンとなると、プロサーファーさえも息を呑むほどのパフォーマンスを見せます。
レイキーピークでの世界最高峰フリーセッション:ジュリアン&ダスティ
今回の動画も強烈で、トップアクションで見せるラインの太さ、ほぼ全てのエアリアルのバリエーションでテールハイとなるインパクトの強さと、ここまでオールラウンドなサーファーは数少ないです。
1:27~からのライディングでは、一本の波で3回バレルに入るトリプルバレルまでメイクしていますね。
ちなみに、1:00前後のシーンでは、ゲストサーファーとしてパーカー・コフィンとグランガー・ラーセンのライディングも一本づつ登場。何故かは分からない不思議な編集です(笑)。
https://vimeo.com/152383541
ダスティ・ペインの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
2015年シーズン前にホーム/マウイ島でのフリーサーフ:ダスティ・ペイン