今シーズンは頻繁にビッグスウェルが到来していることから、セッション動画を目にすることが多いマウイ島のビッグウェイブスポット「ジョーズ(現地名:ピアヒ)」。
ラインナップの映像はお馴染みとなってきていますが、車を停めてから海までのアクセスについては不明ですよね。サーファーが見たいのはサーフシーンなので当然ですが・・・。
今回の動画は、車を駐車させてからラインナップでサーフして再び車へと戻るまでの一連の流れ、言ってみれば舞台裏のような映像がアップされていたのでお届けします。
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ラインナップを一望できる高台に車を駐車させてから、山を下るような形でのアクセスとなるジョーズ。海まではかなり距離がありそうなため、岸に辿り着くだけでも大変そうです。
道中の足元は泥でぬかるみ、非常に滑りやすいそうです。そのせいか、ロープが張られている場所が多いと言います。最大の難点は、サーフボードを抱えての移動ですね。
ジョーズに乗るようなガン(ビッグウェイブ用のサーフボード)であれば、波のフェイスに発生するバンプ(デコボコのこと)に弾かれたり風に煽られたりしないよう、非常に重量があるためです。
以前に紹介したシェーン・ドリアンのジョーズ用ガンなんて、12~13キロほどもあるとの事でしたから・・・。
マウイ島ジョーズでのパドルインサーフ仕様の特注ボード:シェーン・ドリアン
無事に岸まで辿り着いてからも大変。玉石ボトムからショアブレイクに飛び込むことになるジョーズでは、特にビッグサイズともなれば、ショアブレイクに押し戻されてサーフボードがボコボコになることも珍しくありません。
ラインナップに到着するまでにも試練を与えられるといった印象を受けるジョーズ。なかなか興味深い動画だと思います。