現地時間4月1日(オーストラリア)、オーストラリアVIC(ビクトリア)州のベルズビーチを舞台にしたWCT第二戦となるウイメンズの「リップカール・ウイメンズ・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Women's Pro Bells Beach)」が、コートニー・コンローグの優勝で幕を閉じました。
メンズの「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)」も開催され、こちらはラウンド4~5のヒート2まで終了。
2016年WCT第二戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」:予告編
2016年WCT第二戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」:初日ハイライト
2016年WCT第二戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」:二日目ハイライト
2016年WCT第二戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」:三日目ハイライト
2016年WCT第二戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」:四日目ハイライト
2016年WCT第二戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」:五日目ハイライト
2016年WCT第二戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ」:六日目ハイライト
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ようやくクリーンコンディションの戻ったベルズビーチで開催となった本日。まずは、コートニーが優勝を果たしたウイメンズの内容から。
クオーターファイナルからスタートした本日。事実上のファイナルと言われていたのが、ステファニー・ギルモアvsカリッサ・ムーアのヒート2。今イベントではセットを待ち続ける作戦が裏目に出続けているステフ。
今回も同様で、ステフが乗らない間にカリッサがハイスコアをマークしていき、結果を見れば、カリッサがほぼパーフェクトに近い19.23ポイントを叩き出して圧勝。
ステフのサーフィンは、他のWCTサーファーと比べれば圧倒的に上のレベルなので、今回のヒートを見るとカリッサの凄みが勝ってきたような気がしました。
ステフvsカリッサのダイジェスト動画
https://youtu.be/XJ0aWRsDiwU
このままカリッサの優勝かと思われるほど、クオーターファイナルでは圧巻の勝利でしたが、待ったをかけたのがサリー・フィッツギボンズ。9.33ポイントというハイスコアを出したサリーは、このスコアが決定打となり、カリッサを破りました。
サリーの9.33ポイント@セミファイナル
https://youtu.be/hjvw2zAUP18
ファイナル進出を果たしたサリーの対戦相手はコートニー。現在のウイメンズツアーにおいて、トップがステフとカリッサ、その次のレベルにいるのが、タイラー・ライト、サリー、コートニーなので順当なカードと言えます。
そんなファイナルですが、グッドウェイブがブレイクする中、シーソーゲームの素晴らしい展開。コートニーの優勝は前述していますが、是非とも下記ダイジェスト動画をチェックして下さい。
ウイメンズファイナルのダイジェスト動画
https://youtu.be/hz74O3Npp_A
続いてはメンズの情報を。開催されたのは6ヒートのみの本日、シングルハイエストスコアとなる9.57ポイントを出したのはマット”ウィルコ”ウイルキンソン。
クイックプロでの優勝が自信に繋がっただけでなく、サーフィンの調子も非常に良さそうなウィルコ。ジュリアン・ウィルソンと対戦したラウンド5のトータルスコアは同点でしたが、シングルスコアで上回ったウィルコが勝ち上がる結果となりました。
ウィルコの9.57ポイント@ラウンド5
https://youtu.be/ENhrQ8aezrc
ウィルコに次ぐシングルハイスコアは9.13ポイントをマークしたツアールーキーのコナー・コフィン。コナーは3人ヒートのラウンド4をトップ通過したので、すでにクオーターファイナル入りを決めました。
ちなみに、コナーがラウンド4で対戦したのはミック・ファニングとジョーディ・スミス。個人的にこの二人が、今イベントにおいて優勝候補と考えているので、コナーの勝利は正直意外な結果でした。
コナーの9.13ポイント@ラウンド4
https://youtu.be/qTFGcMbYP3Y
今後の波予報は、明日がオンショア強風なのでレイデイの予定。3日(日曜)の午前は西寄りの風が弱く、サイズはダブル~トリプルオーバーヘッドほどの予報なので、3日午前に終了させる予定とのこと。
ベルズビーチらしいクラシックコンディションになりそうな3日はライブをチェックですね。ここ最近の傾向通りなら、日本時間の午前6時スタートになると思います。
イベント詳細に関しては、下記リンク先の公式サイトをチェックして下さい。
公式サイト「Rip Curl Pro Bells Beach」
公式サイト「Rip Curl Women's Pro Bells Beach」
本日の結果
ウイメンズ
・ファイナル
1 - Courtney Conlogue (USA) 16.53
2 - Sally Fitzgibbons (AUS) 16.43
・セミファイナル
SF 1: Sally Fitzgibbons (AUS) 16.16 def. Carissa Moore (HAW) 15.37
SF 2: Courtney Conlogue (USA) 16.83 def. Tatiana Weston-Webb (HAW) 15.67
・クオーターファイナル
QF 1: Sally Fitzgibbons (AUS) 15.60 def. Alessa Quizon (HAW) 13.33
QF 2: Carissa Moore (HAW) 19.23 def. Stephanie Gilmore (AUS) 13.26
QF 3: Courtney Conlogue (USA) 15.00 def. Tyler Wright (AUS) 13.13
QF 4: Tatiana Weston-Webb (HAW) 12.67 def. Johanne Defay (FRA) 11.67
メンズ
・ラウンド5
Heat 1: Nat Young (USA) 16.83 def. Mason Ho (HAW) 11.67
Heat 2: Matt Wilkinson (AUS) 16.57 def. Julian Wilson (AUS) 16.57
・ラウンド4
Heat 1: Italo Ferreira (BRA) 14.00, Nat Young (USA) 10.93, Julian Wilson (AUS) 8.60
Heat 2: Wiggolly Dantas (BRA) 15.37, Matt Wilkinson (AUS) 12.20, Mason Ho (HAW) 10.93
Heat 3: Conner Coffin (USA) 16.86, Mick Fanning (AUS) 15.44, Jordy Smith (ZAF) 15.30
Heat 4: Michel Bourez (PYF) 13.36, Caio Ibelli (BRA) 8.00, Davey Cathels (AUS) 6.43
ハイライト動画
https://youtu.be/-e110KvK3Rs