現在ほどフリーサーファーという存在が一般的ではなかった頃から、コンテストというメインストリームから離れてフリーサーファーとしての道を切り開いていった二人のオージーサーファー。
その二人とは、異なったサーフスタイルを持つデイヴ・ラストヴィッチ「Dave Rastovich」(36歳)とオジー・ライト「Ozzie Wright」(39歳)。
今回の動画は、フリーサーファーの先駆者とも言えるラスタとオジーが、ホームであるバイロンベイでフリーサーフする映像をお届けします。
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ラスタのホームがバイロンベイであることは有名ですが、オジーはシドニーのナラビーンではと思う方が多いはずです。最近になって、ガールフレンドのサーフキャリアを考え、オジーはバイロンベイに引っ越したそうです。
さて、そんな二人ですが、昔からの共通点としては、いわゆるミニボードが流行する以前から短いボードに乗っています。ただし、ラスタはツインフィンといったオルタナティブ系ボードでのマニューバ、オジーはエアリアルといったトリックが特徴。
ラスタに関しては、ハイパフォーマンスサーフムービーを手掛けていたテイラー・スティール監督作品に出演していた際も、周りが最先端トリックを見せる中、レトロツインでフロー重視のライディングを見せていたのは異彩を放っていて、今なおそのスタイルは健在ですね。
トリッキーなスタイルのオジーは、今回の動画でもフローター中にウォーキングを見せたりと、オリジナルのスタイルにブレはありません。
この二人がフリーサーファーとして成功していなければ、現在ほどスポンサーはフリーサーファーという存在をサポートしていなかったかもしれません。そう考えると、コンテスト以外のキャリアを切り開いたレジェンドと言えるのではないでしょうか。
ラスタとオジーの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。