フィジーのクラウドブレイクにおいて、新たに歴史に残るセッションが繰り広げられた2016年5月23日(月曜)。今回のスウェルは、すでに歴史的ザ・デイ(The Day)となった2012年以来のコンディションと言われています。
2012年と言えば、メンズのWCTイベント開催中にビッグスウェルがヒットしてコンテストはレイデイ。そのタイミングにビッグウェイブサーファーが集結し、コンテストスタッフがいたことから、スーパーセッションの様子がライブ中継されました。
クラウドブレイクを舞台にしたドキュメンタリー作品「Thundercloud」の予告編
今回の動画は、サーフィン史に新たに刻まれる歴史的一日となった5月23日のセッション映像をお届けします。
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すでにお伝えした通り、アーロン・ゴールドが死の淵に立った5月23日。
現在炸裂中のクラウドブレイク映像&死に直面したアーロン・ゴールドのストーリー
この日は数々のビッグウェイブサーファーがクラウドブレイクに集結。ダミアン・ホブグッド、グレッグ・ロング、マーク・ヒーリー、デーン・グダスカスといった有名ビッグウェイブサーファー。
ピアヒ・チャレンジ優勝のビリー・ケンパー、ジョーズでパドルイン史上最大の波に乗ったアーロン・ゴールド、スケルトンベイ(ナミビア)自撮りマスターのベンジ・ブランド、ココナッツ大好きココナッツ・ウィリー。
さらには、今後のオアフ島ノースショアを背負うジョンジョン世代のコア・ロスマン、イーライ・オルソン、ジョンジョンの弟ネイザン・フローレンスなど。
他にも数多くいますが、名前の知られていないサーファーがほとんどなので割愛します。基本的には、ハワイアンサーファーが大半といったところです。
さて、今回のセッションですが、実はWSLがFacebookでライブ中継していました。ちょうど一週間後にウイメンズのフィジーイベントが始まるので、機材とスタッフが揃っていたのが大きな理由でしょう。
ただ、コンテストの運営団体であるWSLがフリーサーフィンをカバーするのは違和感があり、海外メディアでも話題になっています。下記リンクでも少し触れましたが、WSLはサーフィン全体を一元化管理したいはず。
ケリー・スレーターのウェイブプール「KSWC」がWSLホールディングスの子会社に
その理由として、アンダーグランドであったビッグウェイブワールドツアーやビッグウェイブアワードまで買収しているので明白でしょう。そして次なる一手は、サーフメディアまでカバーする意図があるのかな!?と感じさせられました。