ラスティを代表するコンテストサーファーのジョシュ・カー「Josh Kerr」(32歳)とフリーサーファーのノア・ディーン「Noa Deane」(21歳)。
WCTイベントのために世界を転戦するジョシュに合わせ、ノアがイベント会場地へと訪れて作成された動画が昨シーズンはよく公開されましたね。
どうやら、今シーズンも同様で、ノアはマーガレットリバーで開催されたWCTイベントに合わせてオーストラリアWA(ウエスタンオーストラリア)州入りしていました。今回の動画は、ジョシュ・カーとノア・ディーンによるWA州でのフリーサーフ映像をお届けします。
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昨年、マーガレットリバーでのイベント期間中に炸裂したノースポイントでの波を期待していたというノア。しかし、波は期待とは裏腹のオンショアコンディション。
ただし、現代のエアリアルサーファーにとって「オンショアは新しいオフショア」という言葉があります。これは数年前、ハイパフォーマンスサーフムービーを製作するカイ・ネヴィル監督作品の出演者たちが口にしたセリフ。
従来であれば、サーファーにとって理想的な風向きは、岸から沖合に吹くオフショアでした。オフショアが吹けば、波のフェイスがきれいに整い、クリーンコンディションになるためですね。
一方、沖合から岸に吹くオンショアは波のフェイスを乱しますが、エアリアルで波のリップから飛び出す時、風がサーフボードのボトム面へと吹き付けてくるので、サーフボードが足に押し付けられる効果があります。
結果、エアリアルをメイクしやすくなるため、オンショアを好むエアリアルサーファーが増えたというわけです。
今回登場するジョシュもノアも、エアーを得意とするサーファー。動画前半では、かなりオンショアが吹き付ける中、エアーを狙いまくっています。
動画後半では、マーガレットリバーのWCTイベントでお馴染みとなったザ・ボックスでのサーフシーンも収録。ノアはエアーをしてますが、ザ・ボックスは水深が一気に浅くなるので激ボレのスラブとなるわけで、実際にはメチャクチャ危険です。
https://vimeo.com/165978457
ジョシュ・カーとノア・ディーンの過去記事は、下記リンクからチェックして下さい。