シドニー(オーストラリア)を襲った大型低気圧が抜け、風向きがオフショアになった事から本日の開催に踏み切ったビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア(Red Bull Cape Fear)」。
ビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア@2016」が6月6日に開催決定
レッドブル主催ビッグウェイブイベントにアルビー・レイヤー欠場!理由は過去のケリーと同じく…
波のサイズが大きすぎるのではないかとの声を他所に、開催されることは開催されたのですが、同イベントの特徴であるパドルイン+トウインという形にはできず。
とても、パドルインで乗れる波ではなかったためです。また、数ヒートを行うのみとなり、通常であれば1日で終了させるのですが、明日に持ち越しとなりました。
今回の記事は、本日一部のみ開催された2016年レッドブル・ケープ・フィアについてお届けします。
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会場であるケープ・フィア(「アワーズ」や「ケープ・ソランダー」とも呼ばれています)は世界一危険と言われるサーフスポット。
その理由は、公表されているデータによると、波がブレイクするピークからインサイドの岩棚まで10メートルしか距離がないため。
そんな危険な地形な上に、本日はほぼクローズアウトと言える12~15フィートのスウェルがヒット。しかも波は、トウインで乗り始めた時は5フィートに満たないサイズながら、乗っている間に徐々に波はエグレていき、15フィートほどになるのです。突然変異のミュータントウェイブですね。
正直言って、今までのビッグウェイブイベントの中でも一番見応えがあり、本日フィジーで開催されていたWCTイベントとは比べ物にならないほど興奮してしまいました。
そんなコンディションの中、1時間ヒートを2ヒート同時進行して、4ヒート終了した時点で本日は中止。波が危険な点と、干潮でウォーターセキュリティが選手の安全を確保できないという理由からの判断でした。
そのため、残りヒートは明日に持ち越しとなりました。時間のある方は、是非ともライブをチェックしてみてはいかがでしょうか。ヤバ過ぎるイベントとなっています。
イベント詳細は下記リンク先からチェックして下さい。また、明日の開催予定時間は現在発表されてなく、明朝にコンディションをチェックしてから発表とのこと。
公式サイト「Red Bull Cape Fear」
ライブ中継「Red Bull Cape Fear」
上記ライブ中継ページからは、本日のコンテストの全映像がチェック可能。パソコンからアクセスすれば、ライディングシーンのみを選択して見ることが可能となっています。
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