via Kai Lenny's Instagram
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レイアード・ハミルトンが乗っていた事で一時期話題となっていたハイドロフォイルボード。「ハイドロフォイル」とは、日本語では「水中翼」と呼ばれています。

この水中翼をサーフボードのボトム面に装着したものがハイドロフォイルボード。水中翼は一定のスピードに達すると揚力が発生し、ボード自体が海面から浮上するという驚きのライディングとなるのです。

今回の動画は、SUP耐久レースからマウイ島ジョーズでのビッグウェイブチャージまでこなすウォーターマン、カイ・レニー「Kai Lenny」(23歳)による最新版ハイドロフォイルボードのライディング映像をお届けします。


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以前には、カイトボーダーがアラジンに扮し、ハイドロフォイルボードに乗る動画を紹介しました。

カイトボーダーが海でアラジンの魔法の絨毯を再現

ハイドロフォイル自体は、今では船に使用されていることが珍しくありません。例えばサーファーなら、東海汽船の高速ジェット船に乗り、新島を訪れた方もいるのではないでしょうか。

あの高速ジェット船は「全没翼型水中翼船」というタイプ。水中翼で浮上しながら航海する利点は、ボートが水面から浮上して、波といった水面の影響を受けないので、ほとんど揺れないところ。

また、水面の影響を受けないということで、スピードを出すことが可能となります。船体が水面に触れた状態でスピードを出したら、水面が荒れたエリアでは揺れが激しくなって危険なので、減速せざるを得ないためです。

*東海汽船による高速ジェット船の仕組みの詳細はこちら

上記のような特徴のある水中翼を使ったハイドロフォイルボードですが、一つだけ問題がありました。それは、一定のスピードに達しないと揚力が発生しないという点。

そこで、レイアードはジェットスキーに牽引してもらうトウインスタイルでハイドロフォイルボードに乗っていましたね。しかし今回の動画では、通常のサーフィンのようにパドルインで波に乗れ、さらには浮上してしまうのです。

「ハイドロフィルに乗ると、マリブのパーフェクトウェイブに乗っているような気分になるんだ。サーフィンでこれだけ最高の気分を味わえたのは、随分と久しぶりだよ」とは、カイのコメント。

果たしてどのような乗り心地であるのか、想像もつかないので試してみたくなりますね。

カイ・レニーの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

SUPワールドチャンピオンにして若きウォーターマン:カイ・レニー

ビッグサイズのマウイ島ジョーズでジェットサーフ:カイ・レニー