基本的には波に乗る行為を指すサーフィンですが、様々な要素から成り立っているので多様な見方ができます。
例えば、パドリングにフォーカスしたり、テイクオフにフォーカスしたりと、それぞれの要素をブレイクダウンできると言うわけです。
そんな各要素にフォーカスを当てたコンテストを開催して見たら!?
今回の動画は、スタブ誌が行った「S.U.R.F.」と呼ばれる全4エピソードから成るコンテストのラストを飾るエピソード4をお届けします。
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エピソード1の「Space」、エピソード2の「Uncover」、エピソード3の「Resourcefulness」に引き続き、ラストの今回は「Frictionless」。
「Frictionless」とは「摩擦がない」という意味で、サーフィンの世界では「フィンレス」という意味に直結します。
サーフボードの歴史を振り返ると、古代ハワイアンが乗っていた木製のアライアやパイポなどはフィンレスです。
1900年代後半になるとシングルフィン、ツインフィン、スラスター(3つのフィンを付けたトライフィン)などと変化していきます。
フィンがあると海中との接点ができる事からターンをする際の支点となりますが、フィンがなければ海水との引っ掛かりがないのでコントロール性能を犠牲にする代わりにスピード性能は増します。
さて、今回のテーマでは圧倒的に有利なのがこれまでは惨敗であったクルッキーこと、アリ・ブラウン。
今回のイベントを見て感じたことは、フィンレスを好んだりと一味異なる志向を持つ人はキャラが濃く、クルッキーもまさにそんな人物でしたね。
ただのヤバい奴といった感じではなく、今回見せてくれたフィンレスでのパフォーマンスは圧巻で、ようやくクルッキーの本領発揮といった感じです。
クルッキーのパフォーマンスに加え、今エピソードで勝者が決定するのでチェックして見て下さい。