サーファーが思い描く夢の一つとして、エピックコンディションの波を仲間内だけで貸し切りサーフが上げられるのではないでしょうか。
最高の波という点だけをピックアップすれば、ワールドクラスのサーフスポットは山ほどあります。インドネシアを例に挙げると、波はずば抜けて良いものの、波の良さに比例してサーファーの数も上昇し、混雑を避けることは難しい現状。
今回の動画は、サーファーにとってのドリームセッションを実行するべく、インドネシアのヴァージンウェイブを求めたサーフトリップ映像をお届けします。
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出演サーファーは、タイ・グラハム(Tai Graham)、ミカラ・ジョーンズ(Mikala Jones)、マーロン・ガーバー(Marlon Gerber)、アワン・ハディ(Awan Hadi)。
この4名が、噂で耳にしたというヘビーレフトでの貸し切りセッションを狙い、ボートトリップで目的地を目指します。ボートを出すということは、陸路でのアクセスが厳しい、または不可能なのでしょうね。
アクセスが楽ではないがゆえに、噂は流れているものの、サーファーがいることはまずないヴァージンウェイブであり続けているのだと思います。
非常にロマン溢れるトリップですが、バレルスポットなのでボトムにはシャローリーフが待ち受けています。ワイプアウトしてリーフを転がってしまえば、相当な代償を払うことに。
ボートトリップならば、病院が近くにあるわけもないので、簡単に真似することはできない「high-risk high-reward(リスクは高いけど見返りが大きい)」なハードコアトリップ。
実は今回の動画、一年前にレッドブルが動画なしのトリップ記事を公開していて、動画公開は今回が初めてかもしれません。レッドブルの記事には、シャローリーフに削られた写真も掲載されているので、興味のある方は、いかに危険であるのかチェックして見て下さい。