遅咲きサーファーとして24歳からWQS参戦するようになり、27歳でワールドツアー入りを果たしたオーストラリア出身のカイ・オットン「Kai Otton」(36歳)。
ツアー入りのスピードはゆっくりであったものの、ワールドツアーサーファーとしては安定してスポットをキープし、今シーズンでツアー歴10年目となるベテランサーファーです。
今回の動画は、チョープー(タヒチ)でのWCTイベントを控えたカイ・オットンが、オーストラリアでチョープーに似たスラブ(slab:底ボレするバレル)セッションを行った映像をお届けします。
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今シーズンのツアー成績は絶不調なカイ。現時点のWCTランクは37位と、ほぼ全てのイベントで一コケの成績となっています。
リオデジャネイロで開催されたブラジルイベントでは、深刻な水質問題からボイコットすると噂され、「個人的な理由」という事で理由は明言されませんでしたが欠場しましたね。
2016年ブラジルイベントのボイコットを噂されていたパーコとカイ・オットンの欠場確定
そんなカイなので、ランキングを考えるとチョープーで好成績を残す必要があります。そこでチョープーのウォームアップとばかりに、オーストラリア東海岸で当てた波が今回の動画。
なかなかチョープーのようなスラブは練習することが難しいですよね。地形もそうですが、スウェルが入らないことにはどうしようもないので。そのため、オーストラリアはバラエティ豊かな波が揃っていると感じさせらる動画となっています。
ちなみに、チョープーと同じくヘビーウェイブとなった昨年のフィジーイベントでは、スコーピオンで苦しんだカイ。チョープーではスコーピオンにならないように願っています(笑)。
カイ・オットンが喰らったワイプアウトからのスコーピオンとは!?
カイ・オットンの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。