WSL(ワールドサーフリーグ)による南半球でのBWT(ビッグウェイブツアー)のウェイティングピリオドが8月31日で終了する事から分かる通り、南半球におけるビッグウェイブシーズンもそろそろ終りとなります。
今シーズンの南半球のビッグウェイブで、最もインパクトが強かったのは、オーストラリアのシドニーで開催された招待制ビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア」ではないでしょうか。
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しかし、オーストラリア東海岸だけではなく、西オーストラリアでも波は炸裂していました。今回の動画は、オーストラリアWA(ウエスタンオーストラリア)州のカウ・ボミーでのビッグウェイブセッションの映像をお届けします。
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当ブログでも度々紹介している西オーストラリアを代表するビッグウェイブスポット「カウ・ボミー(Cow Bombie)」。
カウ・ボミーが世界的に知られるようになったのは2007年のこと。ローカルサーファーが、推定50フィート以上と言われる波に乗った時の映像がビッグウェイブアワードを受賞したためです。
カウ・ボミーの場所は、WCTイベントの開催されるマーガレットリバーから程近いグレースタウンの2キロ沖合。ビッグスウェルが押し寄せた時のみ、海の真っ只中でブレイクするハードコアなスポットです。
セッションに参加したサーファーは、ミック・コルベット、ポール・パターソン、ジャリッド・フォスター、ザック・ヘインズ、セバスチャン・ステッドナー。
ドイツ出身のセバスチャンを除くと、オーストラリアのアンダーグランドなビッグウェイブサーファー。ただ、いずれのサーファーも、ビッグウェイブアワードではお馴染みの面々です。
しかも、ポールに至ってはワイメアでのエディイベント参加経験もあり。オージーとしては数少ない招待サーファーであり、3位という結果を残しています。
そんなアンダーグランドながらも経験豊富なビッグウェイブサーファーによるセッションの様子をチェックして下さい。