現地時間9月12日(カリフォルニア)、南カリフォルニアのローワーズ(ローワー・トレッスルズ)を舞台にしたWCTウイメンズ第七戦「スウォッチ・ウイメンズ・プロ(Swatch Women's Pro)」が開催。
これまで入っていたスウェルが若干サイズダウンし、フェイスで3~5フィートのコンディションの中、ウイメンズはラウンド4~クオーターファイナルまで終了しました。
カリフォルニア時間の9月7日にローワーズでスタートする2016年WCTイベント情報
ステフが好調だった2016年WCT第七戦「スウォッチ・ウイメンズ・プロ」初日
タイラーとコートニーが勝ち残った2016年WCT第七戦「スウォッチ・ウイメンズ・プロ」二日目
タイラーがQF進出を決めた2016年WCT第七戦「スウォッチ・ウイメンズ・プロ」三日目
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ラウンド4からスタートした本日。最も注目となったヒートは、タイトルレースを争う現WCTランク2位のコートニー・コンローグと6×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモアの対戦。
今シーズン不調なステフですが、今イベントでは調子が上向きなため、タイトルレースに影響を与えるスポイラー(spoiler:番狂わせを演じる選手)と見られています。
そんな周囲の期待に応えるかのよう、ステフがコートニーを撃破。コートニーは、自身にとって今シーズンの最低結果となる9位という成績を残すことになってしまいました。
クオーターファイナルでは、ヒート1のセイジ・エリクソンとジョアン・デフェイのヒートが始まろうとした時、ラインナップに浮かべられたブイ近くで6フィート(約1.8メートル)ほどのサメが目撃され、一時中断となることに。
その後、ライフガードがジェットスキーで周辺のチェックを行い、サメがいなくなったことを確認した30分後に、コンテストは再開となっています。
サメ騒動後に再開されたクオーターファイナルでは、すでに敗退したコートニーとのポイント差を広げるチャンスを得た現ランキングトップのタイラー・ライトが、順当にラウンドアップ。
クオーターファイナルで注目となったヒートは、カリッサ・ムーアとステフが対戦したヒート4。2007年以降、ウイメンズのワールドチャンピオンに輝いているのはカリッサとステフのみで、実質、ウイメンズのコンテストシーンを席巻しているためです。
そんなヒートでしたが、今イベントではステフが強かった。本日のウイメンズでは初となるエクセレントレンジ(8~10ポイント台のスコア)を唯一二本揃え、カリッサを破りました。
スウォッチプロのディフェンディングチャンピオンであるカリッサとしては、今イベントで優勝すればタイトルレースに食い込むことになったので、悔しい敗退となっています。
今後の波予報ですが、明日13日は本日同様のサイズが残る予報となっているものの、風向きが良くないとのこと。明後日14日(水曜)は、午前中を通してオーバーヘッドほどまでサイズアップする予報なので、予報通りであれば14日がイベント最終日となるでしょう。
イベント詳細に関しては、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Swatch Women's Pro」
本日の結果
・クオーターファイナル
Heat 1: Sage Erickson (USA) 13.90, Joanne Defay (FRA) 12.93
Heat 2: Tyler Wright (AUS) 13.50, Laura Enever (AUS) 7.13
Heat 3: Nikki Van Dijk (AUS) 16.16, Malia Manuel (HAW) 12.60
Heat 4: Stephanie Gilmore (AUS) 16.10, Carissa Moore (HAW) 10.33
・ラウンド4
Heat 1: Sage Erickson (USA) 12.57, Tatiana Weston-Webb (HAW) 8.97
Heat 2: Laura Enever (AUS) 15.70, Coco Ho (HAW) 11.03
Heat 3: Malia Manuel (HAW) 13.34, Keely Andrew (AUS) 9.00
Heat 4: Stephanie Gilmore (AUS) 14.66, Courtney Conlogue (USA) 12.90
今後のヒート表
・セミファイナル
Heat 1: Sage Erickson (USA), Tyler Wright (AUS)
Heat 2: Nikki Van Dijk (AUS), Stephanie Gilmore (AUS)
ハイライト動画(男女混合となっています)
https://youtu.be/11xT2l139-g