現地時間10月22日（ポルトガル）、ペニシェを舞台にしたWCTメンズ第十戦「メオ・リップカール・プロ・ポルトガル（MEO Rip Curl Pro Portugal）」が開催。
本日も舞台となったのはバックアップ会場のピコ・ド・ファブリル（Pico do Fabril）。波のサイズは6～8フィートにサイズアップし、ラウンド4～ラウンド5ヒート1までの5ヒートのみが終了しました。
10月18日からスタートの2016年WCTメンズイベント＠ポルトガルの出場サーファーや波情報など
本日スタートの2016年ポルトガルイベントの波情報と前日（17日）のセッション動画
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早朝はブレイクの早いクローズアウトのセットが目立っていたという本日。しかし、ハイタイド（満潮）になると乗れる波が入るようになり、イベントはスタート。
自身初のワールドタイトルが目の前に見えてきたジョンジョン・フローレンスは、3人ヒートのラウンド4ではミシェル・ボウレズとアドリアーノ・デ・スーザと対戦。
ジョンジョンが得意とするビッグサイズのトリッキーコンディションとあり、対戦相手の二人が波選びに翻弄される一方、圧倒的なポイント差でクオーターファイナル進出を決めました。
ジョンジョン・フローレンスの8.50＠ラウンド4
https://youtu.be/tL2kHh2tU_g
本日のトータルハイエストスコアとなる16.83、シングルハイエストスコアの9.00をマークしたのは現WCTランク5位のコロヘ・アンディーノ。
コロヘ・アンディーノ（赤ジャージ）の9.00＠ラウンド4
https://youtu.be/r0LDucFYuPw
コロヘとジョンジョン以外で、一足先にクオーターファイナル進出を決めたのはミゲル・プポとジョーディ・スミス。ジョーディが今イベントで優勝すれば、タイトルレースはハワイへと持ち越されることになるので注目が集まります。
今後の波予報ですが、23日（日曜）はスウェルがさらに強まるものの、大半のサーフスポットで風向きも悪いのでレイデイ（layday：コンテストのオフ日）となるでしょう。
24日（月曜）はバックアップ会場でダブル～トリプルオーバーヘッドのハードコンディション。25日（火曜）はスウェルと風が徐々に落ち着いてくる見込み。
26日以降はサイズダウンがさらに進行する予報なので、現時点においては25日をイベント最終日にすると見られます。
日本とポルトガルの時差は8時間で、日本の方が8時間進んでいます。イベントが現地時間の午前8時にスタートならば、日本時間は午後4時となります。
ライブ中継は公式サイトから無料で可能となっているので、イベント詳細と併せてチェックして下さい。
公式サイト「Meo Rip Curl Pro Portugal」
本日の結果
・ラウンド5
Heat 1: Adriano de Souza (BRA) 9.90 def. Joel Parkinson (AUS) 7.57
・ラウンド4
Heat 1: Kolohe Andino (USA) 16.83, Joel Parkinson (AUS) 13.10, Julian Wilson (AUS) 9.43
Heat 2: John John Florence (HAW) 16.33, Michel Bourez (PYF) 8.70, Adriano de Souza (BRA) 5.70
Heat 3: Miguel Pupo (BRA) 16.43, Jeremy Flores (FRA) 13.16, Sebastian Zietz (HAW) 11.20
Heat 4: Jordy Smith (ZAF) 14.66, Stuart Kennedy (AUS) 10.86, Conner Coffin (USA) 10.84
今後のヒート表
・ラウンド5
Heat 2: Michel Bourez (PYF) vs. Julian Wilson (AUS)
Heat 3: Jeremy Flores (FRA) vs. Conner Coffin (USA)
Heat 4: Stuart Kennedy (AUS) vs. Sebastian Zietz (HAW)
ハイライト動画
https://youtu.be/cs8zj2QaicM
