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世界屈指のレフトスラブで知られるチョープーを会場に開催された2024年パリ五輪のサーフィン競技。

かなり特殊な波質という事から得意不得意のサーファーが明白に分かれるものの、ビッグスウェルさえ入ればインパクトは強烈なのでサーフィンというスポーツのアピールにはもってこいでした。

残念ながら波運には恵まれない中での開催となったのですが、それでもオリンピックという舞台での開催は見応えがありましたね。

今回の動画は、パリ五輪でのメンズ部門のベスト20ウェイブ映像をお届けします。


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当サイトでもオリンピック関係についてはフォローしていたものの、オリンピックのヒート自体はあまりフォローできませんでした。

と言うのも、おそらく著作権関係が厳しいのか公式サイトによる動画がSNSであまりアップロードされなかったためです。

なのでようやくと言った感じですが、ベスト20ウェイブ映像が公開されたのでお届けします。

個人的に最も印象深いのが、メンズのファイナルで金メダリストに輝いたカウリ・ヴァアストのオープニングライド。

動画では9:10~からのシーンとなり、興味深いのがヒート開始後でプライオリティの無いシチュエーションだったと言う点。

プライオリティが無いと言うことはよりディープなポジションにいるサーファーが波に乗る権利があります。

ただ、波に乗るためだけにディープなポジションを取ってもバレルをメイクできず意味がないので、駆け引きの点においてもポジショニングは極めて重要となります。

このポジショニングはサーファーのレベルを如実に表し、カウリにとってファイナルの対戦相手となったジャックロボは、とんでもなくディープなポジションからでもバレルをメイクするバレルのスペシャリスト。

そのため、個人的に気になったのはオープニングライドでカウリはジャックロボよりも相当奥のポジションから波に乗り、あの波をメイクしてハイスコアを叩き出しました。

私はライブを見ていて、絶対にメイクできないと思ったのに抜けてきたので鳥肌が立ったほどです。

ただ、ジャックロボ視点として、ローカルリスペクトで奥に行かなかったのか、もしくはあれだけ奥のポジションならメイクできないとの判断でのあの時のポジショニングだったのか気になるところです。