ブラジルのフロリアノポリスで開催されたQS6,000イベント「Hang Loose Pro Contest 30 Anos」。QS10,000イベントに次ぐグレードの同イベントは今季終盤とあり、WCT入りを目指すWQSサーファー、WCTでトップ22入りが厳しいWCTサーファー、ガブリエル・メディナといったブラジル出身トップサーファーなどが参戦。
WSLが運営するプロサーフィンツアーの「WCT」と「WQS」について
そんなハイレベルなイベントを制したのが、9月にスペインで開催されたWQSイベントでの優勝に続き、今季WQSイベントで二勝目となった五十嵐カノア「Kanoa Igarashi」(19歳)。
スペインのQS6,000イベントで五十嵐カノアが優勝!来季WCT残留の可能性を高めることに
今回の記事は、同イベントのハイライト映像や五十嵐カノアのランキングについてお届けします。
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ワールドツアー最終戦となるパイプマスターズを前にした現在、WCTランキング24位のカノア。来季のワールドツアー残留はトップ22のみとなるので、際どいポジションです。
しかし、WQSランキングでトップ10入りしてもワールドツアー残留は可能であり、今回の優勝でカノアはWQSランキングトップへとジャンプアップ。この結果により、パイプマスターズの結果を問わず、来季のツアー残留が確定しました。
ツアールーキーとして参戦しているWCTでは一コケこそないものの、厳しい状況に置かれているカノア。しかし、WQSでは今季のチャンピオンになる可能性が見えてきましたね。
イベント優勝時のカノアのコメントは以下の通り。
今年もブラジルで優勝できて最高だよ。CTにクオリファイするために好成績が必要だった点は、去年と似たような状況だったね。これで余分なプレッシャーを感じずにハワイに行けるから、ハワイでは存分に楽しむよ。
昨年、ツアー入りが決まった際に楽しみなイベントの一つとして挙げていたのがパイプマスターズ。ツアー残留のプレッシャーがなくなったカノアが、オアフ島ノースショアのパイプラインでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。
五十嵐カノアが優勝したイベントの最終日ハイライト
https://youtu.be/rGAyLqk-Fqw
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