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Photo by Brent Bielmann/World Surf League

現地時間2024年1月31日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのパイプラインが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント初戦「Lexus Pipe Pro」が開幕。

イベント初日となった本日は、サイズアップしてバックドアとパイプラインの両方ありと言うコンディションの中、メンズラウンドのみの進行となりました。

今回の記事は、2024年パイププロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

公式サイトによると6~8フィートのソリッドコンディションで開催となった今季CT開幕戦の初日。

ちなみに、波予報ではフェイス表記ですが上記の数値は波を裏側から測定するハワイアンスケールとなっていて、ハワイアンスケールはフェイス表記のおよそ2倍となります。

そしてハワイアンスケールで3フィートはおおよそオーバーヘッドほど。

さて、記念すべきシーズンオープナーでシングルハイエストスコア9.00をマークしたのは、パイプバレルをメイクしたカラム・ロブソン。

カラムのコメントは以下の通り。

ラインナップに着いた時、海のエネルギーがパイプへシフトしているのを感じたんだ。

そこでインサイドでのレフト狙いに的を絞ることにした。

じっくりと波待ちしようって気持ちはなかったし、一本目の波に手を出してとにかく本数を稼ぐしかないって気付いた。

そして9ポイントをゲットできてストークしたよ。

カラムに次ぐハイスコアを叩き出したのはローカルのバロン・マミヤで、こちらもパイプバレルで8.93。

本日のトータルハイエストスコア15.20をマークしたのは、12月にパイプマスターズで優勝したばかりのジョンジョン・フローレンス。

安定してハイスコアをメイクしてくるところが、波選びの能力が高いローカルらしさを感じます。

ちなみに、ジョンジョンのマークした各スコアは8.33と6.87となっています。

本日の番狂わせを演じたのは、若手ローカルワイルドカードとして出場したジャクソン・バンチとシオン・クローフォード。

ジャクソンは8.77をマークして、ヒート5でイーサン・ユーイングとコール・ハシュマンドを抑えて1位通過を決めました。

ジャクソンの勝利者インタビューは以下の通り。

僕はただ楽しむためだけにイベント出場していて、パイプを3人で貸切ってサーフできるなんて最高だね。

僕のヒートはタイミングが悪くて思い通りに波が入らなかったんだ。

イーサンが波に乗った時にヒートが残り30秒だってことは分かってたから、とにかくラストチャンスに賭けるために行くしかないって気持ちでチャージしただけ。

ハワイ出身者としては、このイベントでサーフすることは若手なら誰しも思い描く夢だね。

一方のシオンは1位通過とは行きませんでしたが、ヒート6のシングルハイエストとなる8.00をマークしたことでフィリペ・トレドを抑えて2位通過を果たしました。

ちなみに、3位でラウンド2送りとなったフィリペですが、食あたりによる体調不良と言う事でラウンド2は棄権することで1コケとなりました。

フィリペ以外にラウンド2敗退となってしまったサーファーはヒート順に、和井田理央、カイオ・イベリ、コール・ハシュマンドとなっています。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

今後の予報ですが、明日2月1日は本日の波が残りフェイスで6~8フィートで午前中は風も問題ないとのことで、おそらくウイメンズがオンになると思います。

今後の予報を見ても、おそらく明日の午前にウイメンズのラウンド1~2まで終わらせた方が余裕を持った進行をできるでしょうし。

ただし、明日の午前開催になるとスウェルの向きが思いっきりバックドア向きとなりパイプは厳しそうとのこと。

となると、最強ワイルドカードで知られるモアナ・ジョーンズ・ウォンが早期敗退になる恐れもあり得るかと思います。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。

明日のファーストコールとなる現地時間の2月1日午前7時45分は、日本時間では2月2日午前2時45分となります。

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公式サイト「Lexus Pipe Pro

2024年ビラボンプロパイプの過去記事