現地時間4月17日(オーストラリア)、オーストラリアVIC(ビクトリア)州のベルズビーチを舞台にしたCT第3戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)」が開催。
ベルズボウルを舞台にした本日、メンズはラウンド3のヒート8以降のヒートのみ終了し、ウイメンズは本日を最終日としてコートニー・コンローグが昨年に引き続き優勝となりました。
今回の記事は、リップカールプロ@ベルズビーチの本日のイベントレポート、動画、今後の波予報などをお届けします。
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リップカールプロ@ベルズビーチ/メンズのレポート
ラウンド3ヒート8からスタートした本日のメンズ。本日の舞台はベルズボウルとなり、ラウンド3の残り5ヒートのみを行って終了となりました。
本日のオープニングヒートに登場したのはフィリペ・トレド。やはり本日も、フィリペの独壇場でトータルハイエストスコアとなる18.27をマーク。ベルズボウル開催と言えども、サイズがそこまでなかったのでフィリペお得意のコンディションでした。
ブラジリアンストームの第一世代としてワールドチャンピオンにも輝いたアドリアーノ・デ・スーザも、パワーサーフィンでハイスコアをマーク。マーギーズプロの時、フィリペがアドリアーノのことを「キャプテン」と呼んでいると口にしてから、コメンテーター陣からキャプテンといじられています。
数年前まではアグレッシブなイメージが先行していたアドリアーノ。最近ではすっかりと丸くなったものの、サーフィン自体は本日も相変わらずアグレッシブでした。
*フィリペ・トレドの9.77@ラウンド3
*アドリアーノ・デ・スーザの9.00@ラウンド3
🔥 @MineirinhoSurf 🔥 #RipCurlPro #BellsBeach AO VIVO: https://t.co/99mkLAnxRY pic.twitter.com/qQBz7USpeQ
— World Surf League (@wsl) 2017年4月16日
リップカールプロ@ベルズビーチ/ウイメンズのレポート
本日はウイメンズ最終日にするとのことで、メンズのラウンド3終了後にクオーターファイナルからスタート。
ウイメンズ開催としては非常にコンディションが良い波での開催とあり、ハイスコア続出。その中でも、クオーターファイナルではステファニー・ギルモアが9ポイント台を二本揃える好調なサーフィンでラウンドアップ。
*ステファニー・ギルモアの9.43@クオーターファイナル
🔥@Steph_gilmore 🔥 #RipCurlPro #BellsBeach Quaterfinal 4: https://t.co/99mkLAnxRY pic.twitter.com/JQO3FxY8WP
— World Surf League (@wsl) 2017年4月17日
*ステファニー・ギルモアの9.17@クオーターファイナル
Tied @Jeep Leader @Steph_gilmore takes the win over @johannedefaye in #RipCurlPro #BellsBeach Quaterfinal 4: https://t.co/99mkLAnxRY pic.twitter.com/68ydgHuBjC
— World Surf League (@wsl) 2017年4月17日
セミファイナルでは、ディフェンディングチャンピオンのコートニーが9ポイント台を二本揃える大活躍。タイラー・ライトと対戦したコートニーは、ヒート前半は全く波に乗れない展開でした。
ですが、ヒート後半で乗ったわずか2本の波で完璧に仕事をこなし、まさかの逆転劇を演じて見せることに。一方、クオーターで絶好調だったステフは、セミファイナルではレイキー・ピーターソンを下してファイナル進出へ。
*コートニー・コンローグの9.33@セミファイナル
WOW! 😱 What a comeback from @neonboho #RipCurlPro #BellsBeach Semifinal 1: https://t.co/99mkLAnxRY pic.twitter.com/g9ldoZg1ym
— World Surf League (@wsl) 2017年4月17日
*コートニー・コンローグの9.00@セミファイナル
.@neonboho showing she's still in it! #RipCurlPro #BellsBeach Semifinal 1: https://t.co/99mkLAnxRY pic.twitter.com/bFFhuh7C3M
— World Surf League (@wsl) 2017年4月17日
ステフとコートニーの対戦となったウイメンズのファイナル。ファイナルはステフが8ポイント台を二本揃え、終始リードすることに。流れとしては、コートニーのセミファイナル同様、コートニー厳しいかなといった印象でした。
しかし、セミ同様、コートニーはラストウェイブで9.00をマークし、大逆転の末に優勝を掴み取る結果に。今シーズンは不調なスタートとなったコートニーですが、土壇場でも途切れることのない集中力には凄みがあり、最終的には今年もタイトルレースに絡むだろうとの印象を受けました。
今回のCT第3戦を終えて、ウイメンズのCTランキングは以下の通り。
本日のハイライト動画
*下記イメージをクリックすれば動画配信元から見れます。
本日のヒート結果
メンズ
ウイメンズ
今後の波予報
ウイメンズは終了しましたが、メンズはまだラウンド3が終わったばかり。残り16ヒートあるので、終了させるには丸一日使うほどの時間が必要になります。
今後の波予報ですが、公式波予報サイトのサーフラインによると19日(水曜)に大きくサイズアップしますが、風向きはオンショアの見込み。
ただし、他サイトでは、明け方の暗い時間帯はオンショアながら、日の出頃からオフショア寄りの風向きに変わるとの情報も見受けられます。
20日は、19日のスウェルがサイズダウン傾向の一日となりますが、風はオフショアの予報。
この予報を見る限り、メンズの最終日本命は20日ながら、19日にコンディションが改善してくれば少しでもヒートをこなすのではないかと思います。
日本とベルズビーチのあるビクトリア州(オーストラリア)の時差は、日本が1時間遅れです。現地時間の午前7時に開催の場合、日本時間は午前6時となります。
公式サイト
公式サイト/メンズ「Rip Curl Pro Bells Beach」
公式サイト/ウイメンズ「Rip Curl Women's Pro Bells Beach」