現地時間5月9日(ブラジル)、リオデジャネイロのサクアレマを舞台にしたCT第4戦のメンズ「オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)」とウイメンズ「オイ・リオ・ウイメンズ・プロ(Oi Rio Women's Pro)」が開催。
ウェイティングピリオド初日の本日はサイズがあったため、メンズとウイメンズのラウンド1が行われました。
今回の記事は、オイ・リオ・プロ初日となった本日のイベントレポートや動画などをお届けします。
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メンズのイベントレポート
メンズからスタートとなった本日。オーバーヘッドほどのパワフルなビーチブレイクに迎えられての開催となったものの、サーファーからは「タフ」、「チャレンジング」、「トリッキー」とのコメントが目立ちました。
ワールドツアーイベント会場で多いリーフブレイクやポイントブレイクではなく、サクアレマはビーチブレイクのために波のピークが一定ではないので、グッドウェイブを掴むのが難しいためです。また、バックウォッシュも手強そうでした。
そのようなコンディションであったため、エクセレントレンジ(8ポイント以上)となるスコアを二本揃えたサーファーは一人もいませんでした。
本日のトータルハイエストスコアとなる16.34、シングルハイエストスコアの9.77をマークしたのは、ラウンド1の最終ヒートに出場したジュリアン・ウィルソン。
*ジュリアン・ウィルソンの9.77
RND 1 9.77 #OiRioPro 🎥: @wsl pic.twitter.com/v0WzQvnwAT
— Julian Wilson (@julian_wilson) 2017年5月9日
個人的に最も注目していたのは、トライアル優勝者のヤゴ・ドラとジョンジョン・フローレンスのヒート。結果を見れば、ジョンジョンが0.03ポイント差でヤゴを破りました。
ただし、ヤゴはバックサイドでエアリバースのフルローテーションをメイクして9.27をマーク。9.27は同ヒートにおけるシングルハイエストスコアであり、ヤゴのポテンシャルを十分に感じられるヒートだったと思います。
*ヤゴ・ドラの9.27
https://youtu.be/7odHXJowHGI
本日の番狂わせとしては、ガブリエル・メディナ、オーウェン・ライト、コロヘ・アンディーノ、マット・ウィルキンソンといった上位陣が敗退し、敗者復活戦のラウンド2進出となっています。
ウイメンズのイベントレポート
メンズのラウンド1終了後、スタートとなったウイメンズのラウンド1。ほとんど波に乗れないヒートもあったりしたため、カリッサ・ムーアとタイラー・ライトが敗退するという番狂わせも発生。
現ランキングトップのステファニー・ギルモアも一本しか波に乗れなかったのですが、対戦相手の二人も一本ずつしか乗ることができず、無事にラウンドアップという凄まじい展開となりました。
本日のウイメンズのハイスコアは以下となります。
*コートニー・コンローグの8.67
.@neonboho defeats @nikkivandijk_ & @bronte_macaulay in #OiRioPro Rd 1, Heat 2: https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/u7OMKt6k7N
— World Surf League (@wsl) 2017年5月9日
*ココ・ホーの8.50
.@coco_ho advances over @tylerGwright & @biancabuitendag in #OiRioPro Rd 1, Heat 4: https://t.co/UvAzNCgHY0 pic.twitter.com/Veh9s5ibKT
— World Surf League (@wsl) 2017年5月9日
ハイライト動画
今後の波予報
10日は本日よりも少しサイズダウンするものの、午前中はコンディションが良さそうな見込み。その後は、12日から再びミディアムサイズのスウェルが入ってくると予想されています。
さらに長期予報を見ると、16~17日もコンディションが良くなる予報。ということで、10日はウイメンズのみ開催で、メンズは12日から再開になるかと予想します。
まとめ
日本とリオデジャネイロ(ブラジル)の時差は、日本の方が12時間進んでいます。現地時間の午前7時にイベント開催ならば、日本時間では午後7時となります。
ライブ観戦やイベント情報の詳細は、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
公式サイト「Oi Rio Pro」
公式サイト「Oi Rio Women's Pro」