従来のサーフボードの概念を完全に壊してしまったスポンジボードでお馴染みの「キャッチサーフ(Catch Surf)」。
もともとのスポンジボードは、ぶつかっても安全であることからサーフスクール専用といったイメージでしたが、膝波からビッグウェイブまであらゆるコンディションでプロサーファーが使用することから、サーフスクール用の枠を超えましたからね。
今回の動画は、オーストラリアのボー・クラム(Beau Cram)がキャッチサーフ製スポンジボードでフィンレスのハイパフォーマンスサーフィンを見せる映像をお届けします。
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フィンレスは、海水に引っ掛かるフィンがないことからルースなライディングが特徴。中でも、フィンレスの代名詞と言えるマニューバがスピンですね。
もともとフィンレスは、古代ハワイアンボードのアライアのリバイバルブームによって注目されるようになりました。
その後、アライアのブームも一段落すると、アンダーグランドな世界ではラビッツ・フットなどといった実験的なボードはあったものの、メインストリームではフィンレスは下火になっていたように思います。
しかし、キャッチサーフが空前のブームとなると、シリアスではないサーフィンを提唱するキャッチサーフのモットーが一般サーファーへと浸透し、フィンレスの再ブームを巻き起こしましたね。
サーフスクール用ボードという位置付けから、乗り方や使用用途を変えるだけで、様々な波紋を起こしているキャッチサーフ。完全にサーフボード界の革命児ですね。
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