フランスのビアリッツで開催されていたISAワールドサーフィンゲーム。一足先に終了していたウイメンズに続き、メンズも現地時間5月28日に終了しました。
優勝を果たしたのは、ワールドツアーサーファーではなく、若干18歳のメキシカンサーファーという予想外の結末となりました。
今回の記事は、ISAワールドサーフィンゲームにおけるワールドツアーサーファーの結果やイベント最終日のハイライト動画などをお届けします。
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ウイメンズ部門では、現役CTサーファーのポーリン・アドとジョアン・デフェイ、そして昨シーズンのCTサーファーであったビアンカ・ビュイテンダグの3名が揃ってファイナリスト入りを果たし、ワールドツアーサーファーの強さを証明して見せました。
しかし、予想外の結果となったのがメンズ。現役CTサーファーとして出場したのは、ジェレミー・フローレス、ジョアン・ドゥル、イアン・ゴーベイアの3名。
当初はブラジル代表としてウィゴリー・ダンタスも出場予定でしたが、ウィゴリーは出場していません。
メンズCTサーファーの結果は以下の通り
・2位 - ジョアン・ドゥル
・セミファイナル敗退 - ジェレミー・フローレス
・ラウンド3敗退 - イアン・ゴーベイア
ジョアンとジェレミーはイベント最終日まで残る活躍を見せましたが、意外だったのはイアンの早期敗退。基本的にコンテストサーフィンの最高峰がワールドツアーなので、イアンにとって対戦相手は格下のはず。
なのですが、サーフィンの場合は開催期間にしっかりとマニューバを入れられるスウェルが入るのか、そしてヒート時間に良い波を掴めるのかなど、自然に大きく左右されます。
つまり、必ずしも実力とコンテスト結果が一致しない点はコンテストサーフィンの醍醐味でもあります。
そんな事情もあり、今回のメンズ部門を制したのはダークホースと言えるメキシコ代表のジョニー・コルゾという結果となりました。
*メンズのファイナル結果
1. Jhony Corzo (MEX):14.5
2. Joan Duru (FRA):13.9
3. Pedro Henrique (POR):12.47
4. Jonathan Gonzalez (ESP):11.74
*国別チームランキング
1 – フランス
2 – ポルトガル
3 – スペイン
4 – メキシコ
5 – 日本
6 – ペルー
7 – アメリカ
8 – ブラジル
9 – コスタリカ
10 – 南アフリカ
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公式サイト:「ISA World Surfing Games」