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Photo: WSL / TONY HEFF

現在開催中となっているオアフ島(ハワイ)ノースショアのサンセットビーチを舞台にしたハーレープロサンセットへのワイルドカード出場が決まっていたカイ・レニー「Kai Lenny」(29歳)。

ショートボードの世界ではビッグウェイブシーンで活躍しているカイが、サンセットでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしていたファンも多かったことでしょう。

なのでしたが、ヒートには姿を見せずに棄権することに。

今回の記事は、カイ・レニー本人が棄権した事情をSNSで報告しているので内容についてお届けします。


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カイが出場予定だったのはラウンド1のヒート6で、同ヒートのスコア表は以下となっています。

一切のスコア表記が無いという事で、カイの対戦相手であったフィリペ・トレドとジョアン・チアンカは不戦勝となりました。

この段階でなにかおかしいと思い、今後はカイのアスリートページをチェックすると、以下の内容を確認できました。

記載されている内容は「怪我による棄権で、リプレイスメントはコア・スミス」とのこと。

個人的には「怪我」という表記がとても気になり、なぜなら怪我をした場合、怪我の状況をSNSで報告するのが一般的でありながら、カイは何も発信していなかったためです。

そして原因については不明な状態が続いてましたが、ようやくカイ本人がSNSで理由について報告するに至りました。

風邪をこじらせてひどく体調が悪くなり、サンセットイベントを棄権することになったのは本当に残念だった。

まず第一に、まるで夢の実現みたいな機会を与えてくれたハーレーとWSLに感謝の気持ちを伝えたい。

僕はこのイベントに向けて、一切の妥協がないほど全力でトレーニングに取り組んできたんだ。

ナザレチャレンジの出場を見送ったほどだし。

ただ、どんな出来事にも理由があり、僕の空いたスポットにコア・スミスが出場してくれてストークしてるよ。

ようやく理由が分かりすっきりと言った感じですが、ではなぜWSLはカイが「風邪」ではなく「怪我」と表記したのか!?

あくまでも予想ですが、最近では「風邪=新型コロナ」みたいな感じになっているので、もしもカイがコロナ感染だった場合、濃厚接触となるCTサーファーも出てくると思うので、うやむやにしたように感じてしまいます。

なにはともあれ、もしも怪我だったら長期リハビリなどの可能性もあったので、風邪で済んだという事はすぐにサーフィン復帰となることでしょう。

マウイ島ジョーズでの今季ビッグウェイブイベント開催もまだあり得るので、ひとまず安心と言えるニュースではないでしょうか。