現地時間6月15日(フィジー)、クラウドブレイクを舞台にしたメンズのCT第5戦「アウターノウン・フィジー・プロ(Outerknown Fiji Pro)」が終了。
ビッグネームが続々と敗退した今イベントを制することになったのは、ウィルコこと、マット・ウィルキンソン。
今回の記事は、アウターノウン・フィジー・プロ最終日となった本日のイベントレポート、動画、最新CTランキングなどをお届けします。
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イベントレポート
これまでのラウンド3~4の時のコンディションが噓のよう、本来のコンディションを取り戻したイベント最終日のクラウドブレイク。
バレルのみでなく、かなりターンも重視されるコンディションになったせいか、フロントサイドとなるグーフィーフッターの活躍が目立った今回のフィジーイベント。
ワールドツアーでは、マニューバ勝負となるライトのロングウォールならばベルズビーチ、マーガレットリバー、Jベイなどあるのですが、レフトのロングウォールはないんですよね。
今回のコンテストを見る限り、グーフィーフッターにとってフロントサイドとなるレフトのポイントブレイクなどでのイベントが増えた方が面白いなと感じました。
さて、今イベントの最終日前までライブを見て、個人的に注目していたのはツアールーキーのジョアン・ドゥル。とてもシャープなターンが今回のクラウドブレイクにはハマっていると感じていました。
実際にジョアンはラウンド5で本日の2ndトータルハイエストスコアをマークしたものの、クオーターファイナルでは同じくツアールーキーであるコナー・オレアリーのパワーサーフィンに敗北。
コナーはその後、セミファイナルでジョエル・パーキンソンを破り、今季ツアールーキーの中で初のファイナル進出を決定。
もう一人のファイナリストは、クオーターファイナルでジュリアン・ウィルソン、セミファイナルで優勝候補と言われたミシェル・ボウレズを破ったマット”ウィルコ”ウィルキンソン。
ウィルコは、今イベントで優勝すればランキングトップのみに着用が許されるイエロージャージを手にするチャンスがあるというボーナス付きのシチュエーションでした。
そして迎えたグーフィーフッター同士のファイナル。シーソーゲームの展開となり、最終的にはラストウェイブで逆転を果たしたウィルコが優勝を果たすこととなりました。
*ファイナルのダイジェスト動画
https://youtu.be/FYQVo1K5QUk
*本日のハイスコアライディングは以下の通り。
*ジュリアン・ウィルソンの9.17@ラウンド5
.@julian_wilson is on a tear!! Watch the #OKFijiPro LIVE 👉 https://t.co/EiwHhEJRqX pic.twitter.com/moMv0zf8vp
— World Surf League (@wsl) 2017年6月14日
*レオナルド・フィオラヴァンティの8.83@ラウンド5
Finals day just keeps getting better! @fioravantil | Watch the #OKFijiPro live 👉 https://t.co/EiwHhF1sPx pic.twitter.com/nChDtuC52p
— World Surf League (@wsl) 2017年6月14日
*ジョアン・ドゥルの8.83@ラウンド5
😱😱😱 @JoanDuru | Watch the #OKFijiPro live 👉 https://t.co/EiwHhF1sPx pic.twitter.com/6Yj6oxEYIE
— World Surf League (@wsl) 2017年6月14日
*マット・ウィルキンソンの8.33と8.67@クオーターファイナル
.@mattwilko8 eliminates @julian_wilson in #OKFijiPro Quarterfinal 1 👉 https://t.co/EiwHhEJRqX pic.twitter.com/KY0YJ2X9wb
— World Surf League (@wsl) 2017年6月14日
*ミシェル・ボウレズの9.17@クオーターファイナル
.@michelspartan on 🔥🔥🔥 #OKFijiPro | Watch Live 👉 https://t.co/EiwHhEJRqX pic.twitter.com/5eMJRe12Ft
— World Surf League (@wsl) 2017年6月14日
ハイライト動画
本日のヒート結果
最新CTランキング
シーズン中盤にして、ジョンジョン・フローレンスからトップの座を奪ったウィルコ。正直、このような展開になると予想していた方はごく僅かではないでしょうか。
ただし、ウィルコ、ジョンジョン、ジョーディ・スミス、アドリアーノ・デ・スーザ、オーウェン・ライトの5名はわずか数百ポイントの僅差となっています。
今シーズンは、数多くのサーファーがタイトルレースに絡む混戦になりそうな感じですね。
まとめ
次なるCT第六戦は南アフリカのJベイ(ジェフリーズベイ)を舞台にしたイベント「コロナ・オープン・Jベイ(Corona Open J-Bay)」。
Jベイでのイベント開催はおよそ一か月後で、ウエイティングピリオドは7月12~23日に設定されています。
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公式サイト:「Outerknown Fiji Pro」