サーフィン大国オーストラリアにおいて、国内最高峰のサーフィン団体「サーフィン・オーストラリア(Surfing Australia)」。
同団体が2020年東京五輪での金メダル獲得に向け、現CTサーファーであるビード・ダービッジ「Bede Durbidge 」(34歳)をエリート・プログラム・マネージャーとして迎え入れることを発表しました。
今回の記事は、来年からエリート・プログラム・マネージャーとなるビード・ダービッジのコメントなどをお届けします。
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2015年度パイプマスターズのヒート中に骨盤骨折の重傷を負い、一年近いリハビリ生活を経てワールドツアーに復帰したビード。現CTランクは20位です。
そのビードが、来年2018年のオーストラリアンレグ最終戦(マーガレットリバーイベント)をもってコンテストを引退し、オリンピック選手育成に力を注ぐ事となりました。
ワールドツアーサーファーとして10年以上のキャリアを誇り、2008年にはCTランク2位になった経験を持つトップアスリートのビード。
コーチングに関しては、昨年ワールドチャンピオンとなったジョンジョン・フローレンスのコーチをしていたので、こちらも折り紙付きということで最適な人選ですね。
今回の任命を受けて、ビード本人は以下のコメントを寄せています。
コンテストシーンにおけるサーフィンドリームはやり遂げた感を覚えてるんだ。だからこそ、今回のタイミングはパーフェクトだった。
コーチングは僕にとって情熱を注げるもの。オーストラリアのベストアスリートやコーチと一緒に仕事できるんだから、楽しみでしょうがないね。
サーフィン界にとって今はとてもエキサイティングな時期。オーストラリアはオリンピック初となるサーフィンでの金メダル獲得の可能性が大いにあるから、今後数年の準備期間が重要になるだろうね。
ビードの具体的な仕事内容は、コーチングだけではなく、国内選手の発掘など、オリンピックに関するサーフィン関連全般を束ねる重要な職種となっているので責任重大。
簡単に行ってしまえば、オリンピック競技として初開催となるサーフィンにおける金メダル請負人といった所でしょう。
ジョンジョンをワールドチャンピオンに導いたよう、オーストラリア代表となるオリンピック選手まで金メダル獲得に導けるのか注目です。
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