優勝のジュリアン・ウィルソン Photo: WSL

現地時間8月13日(タヒチ)、チョープーを舞台にしたメンズCT第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ(Billabong Pro Tahiti)」が終了。

ラウンド4から一気にファイナルまで終了させた本日は、ジュリアン・ウィルソンが優勝という結果となりました。

今回の記事は、ビラボンプロタヒチ最終日となった本日のイベントレポート、動画、最新CTランキングなどをお届けします。


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イベントレポート

優勝したジュリアンは本日だけで5ヒートも出場したというマラソンデイとなった本日。どこから話を切り出せば良いのか難しいので、ポイント差が僅差のタイトルコンテンダーを中心にレポートします。

昨日のレポートでお届けした通り、ラウンド3終了時点では、ポイント差が接戦であったCTランキングのトップ4は全員勝ち残っていましたが、最終日は徐々に脱落することに。

マット・ウィルキンソン Photo: WSL

トップ4の中で最初に敗退を喫したのは、ランキングトップであったマット”ウィルコ”ウィルキンソン。ウィゴリー・ダンタスに敗れたウィルコは、今イベントを9位で終える事となりました。

クオーターファイナルに進むとオーウェン・ライトとジョンジョン・フローレンスがここで敗退の5位。トップ4が敗退するということは、CTランク5位以下のサーファーもタイトルレースに絡む可能性が高まるので、面白い展開だと思いました。

ちなみに、ビラボンプロタヒチではコンテスト結果とは別に、ベストパーフォーマンスを見せたサーファーにアンディ・アイアンズ特別賞(正式名:Andy Irons Most Committed Award)が贈られるのですが、今年はジョンジョンとなりました。

個人的には、ファイナルでイベントを通してのトータルハイエストスコアを出したジュリアン、今イベントで唯一のパーフェクト10を出したガブリエルではなかったのに違和感を感じましたが…。

*ガブリエル・メディナのパーフェクト10@クオーターファイナル

*アンディ・アイアンズ特別賞受賞のジョンジョン・フローレンス

セミファイナルに進むと、唯一勝ち残っていたトップ4の一人、ジョーディ・スミスが敗退。ただ、ジョーディはトップ4の中で最も勝ち上がったサーファーであったため、今回の結果によってランキングトップに躍り出ることになりました。

ファイナルに残ったのは、ジュリアンとガブリエル・メディナ。ジュリアンはCTランク8位、ガブリエルはCTランク9位なので、どちらが優勝してもランキングはより混戦の展開となります。

ガブリエルが有利な展開で進んでいたファイナル。ジュリアンはヒート後半でコンボ(パーフェクト10をスコアしても逆転できないスコア差)に追い込まれるほどでした。

しかし、心が折れることのなかったジュリアンは、ヒート終盤に乗ったラスト2本で9ポイント台を二本揃える逆転劇を演じ、チョープーイベントで初勝利を記録する事となりました。

*ファイナルのダイジェスト動画
https://youtu.be/fpSyX01XAI8

ハイライト動画

本日のヒート結果

最新CTランキング


全ランキングはこちら

今回の結果を受け、ジョーディがランキングトップとなることに。次戦ではランキングトップのみに着用を許されるイエロージャージ着用となります。

ジュリアンは3ランク上昇し、タイトルレースに絡む可能性が高くなってきました。2ランクアップしたガブリエルも、今後のイベント結果次第ではタイトルレースに絡む可能性は十分にありますね。

個人的に目を引くのは、ツアールーキーながらCTランク10位のコナー・オレアリー。このままルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に向けて突き進むのか楽しみです。

まとめ

今イベントをもって南半球でのイベントは終わり、次からの舞台は北半球となります。

次なるCTイベントは、南カリフォルニアのローワー・トレッスルズ(ローワーズ)を舞台にした第8戦となるハーレープロ@トレッスルズ。

同イベントのウェイティングピリオドは9月6~17日に設定されていて、久しぶりの男女合同開催となります。

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公式サイト「Billabong Pro Tahiti

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