世界最大サイズの波がブレイクすることで知られるポルトガルのナザレ。
波のサイズに伴いパワーも凄まじいことは想像に難くないので、リスキーなビッグウェイブスポットであることに間違いありません。
今回の記事は、イギリス人ビッグウェイブサーファーのアンドリュー・コットンが、ナザレで大怪我したニュースをお届けします。
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アンドリューが負傷したのは、11月8日(水曜)のこと。ビッグスウェルが炸裂するナザレには常連メンバーが集まり、アンドリューはその日の中でも特大セットをキャッチ。
良く映像で見るナザレの波は、クローズアウトしないので波を乗り切れば逃げ切れるのですが、思っていた以上に早くリップがブレイクしたことで、逃げ道を失ったアンドリュー。
アンドリューはすかさずサーフボードから飛び降りる判断を下したのですが、この決断によりアンドリューにとって過去最悪なワイプアウトを経験し、背骨を骨折すること。
ワイプアウト後は、ライフガードや仲間のビッグウェイブサーファーの助けを借りて無事に病院へと搬送されました。
その病院からアンドリューが更新したSNS投稿は以下の通り。
何て言ったらいいのか分からないけど、この日の朝は少しエキサイトし過ぎていたから、インパクトゾーンの観点からおそらく過去最悪なワイプアウトに終わったんだろうね。
ここで全員の名前を挙げることはできないけど、みんなに感謝してる。背骨は折れたけど、この程度で済んでラッキーだと思ってる。
すでにビッグウェイブサーフィン復帰に向けてフォーカスしているから、ナザレに戻れるようになったら、もっと大きな波に乗りたいね。
プロサーファーとして仕事ができない状況に追い詰められたということは精神的に辛いはずですが、コメントを見る限り、気持ちは折れていないことが分かりますね。
アンドリューはビッグウェイブサーファーとして苦労人であり、ここ数年でようやくメインスポンサーを獲得してビッグウェイブに専念できるようになったサーファーなので、早い復帰を願っています。
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参照記事:「ANDREW COTTON BREAKS BACK AT NAZARÉ」