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昨年2016年に自身初となるワールドタイトルを獲得し、翌年となる今年2017年も続けてワールドツアーのトップの座を射止めたジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(25歳)。

昨日のパイプマスターズではファイナル進出を果たし、ジェレミー・フローレスに大逆転を喰らってパイプマスターの称号はお預けとなりましたが、ファンを沸かせてくれましたね。

今回の動画は、2×ワールドチャンピオンとなったジョンジョン・フローレンスへとメインスポンサーであるハーレーが公開した映像をお届けします。


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メンズCTサーファーの中で、初のワールドタイトル翌年も連続してタイトル獲得に至ったサーファーは、マーク・リチャーズ、トム・キャロル、トム・カレン、アンディ・アイアンズのみ。

ケリー・スレーターは11×ワールドチャンピオンという偉業を成し遂げているものの、19歳であった1992年の初タイトル翌年はタイトル獲得に至ってません。

いかに難しいのか考えてみると、以前に3×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーアが以下のようなコメントを残していました。

「ワールドチャンピオンを目指してワールドツアー入りしたから、目標を達成した翌年は何をモチベーションにすればいいのか分からなくなったの」。

さて、今季のジョンジョンにとって最大の武器となったマニューバはレイバックハック。レイバックハックはフロントサイドのマニューバであり、しっかりとフェイスがないとできません。

そしてジョンジョンの今年のコンテスト結果は以下の通り。

今年のワースト2となったイベントは、波のあまり良くないブラジル、そしてマニューバとバレルありのレフトのフィジー。

ちなみに、フィジーイベントの過去の優勝者を見ると、2013年のケリー・スレーター以降は以下の通り。

2014年:ガブリエル・メディナ
2015年:オーウェン・ライト
2016年:ガブリエル・メディナ
2017年:マット・ウィルキンソン

ここ4年は全員、フロントサイドとなるグーフィーフッターですね。フロントサイドの方がマニューバのバリエーションを広げたアプローチができることも一つの要因なのかもしれません。

さて、現在のワールドツアーにおいて最大のライバルと言われるジョンジョンとガブリエル。二人はスタンスが異なり、レギュラーフッターのジョンジョンに対してガブリエルはグーフィーフッター。

来年のワールドツアー会場はジョンジョンにとってフロントサイドとなるライトハンダーが増えて有利になると思われるので、トム・カレン、アンディ・アイアンズ、ミック・ファニングに並ぶ3度目のタイトル獲得になるのかも注目ですね。

ジョンジョン・フローレンスの過去記事

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