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ブラジリアンストームの第一世代として、2010年からCTサーファーとして活動しているジャドソン・アンドレ「Jadson Andre」(30歳)。

2018年のみツアー落ちとなっていたものの、今年のツアーが開催されていればCT歴10年目となるベテランサーファーです。

今回の記事は、ジャドソン・アンドレによるWSLとのインタビュー内容、そして先日訪れたモルディブでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

ブラジリアンストームのはしりとして、アドリアーノ・デ・スーザと2人だけのブラジリアンCTサーファーであった事もあるジャドソン。

現在では多くのブラジリアンサーファーがCT入りしているので、2人のみだった時代があったのは意外な感じですね。

ですが、長い月日を経てアドリアーノは先日、来シーズンでのツアー引退を発表。

ジャドソンも長きに渡るツアー生活(QS時代を含めて11年)を送ってきたことから、昨シーズン終わりに初めて休息が必要と感じたそうです。

そのタイミングにして新型コロナのパンデミックにより思いがけない休息を手に入れたものの、逆に旅やコンテスト生活をいかに好きであったのか再認識することになったとか。

そんなジャドソンですが、ベテランになってもモチベーションを保てる理由の一つはイタロ・フェレイラの存在にあるとか。

ジャドソンにとってイタロは後輩なのですが、サーフィンに関しては師匠だそうで、シンプルだけどジャドソンが気付かなかった点などをイタロから多々学ばせてもらっていると言います。

また、ジャドソンとイタロのホームは車で45分ほどの距離と近いので、ロックダウン時にはイタロの自宅に何週間も滞在したり、先日は一緒にモルディブトリップにいったりと行動を共にしています。

ジャドソンのこのような行動は、言葉にするのは簡単ですけど、人間にはプライドがあったりするのでなかなか簡単ではありません。

ですが、変なプライドに左右されず、より良い結果を残すためにもちょっとでも成長したいというジャドソンの気持ちがはっきりと見えますし、とても実直だと感じます。

ジャドソンと言えば、QSではテールハイエアリバースが有名で、当時としては最先端のマニューバを取り入れていたサーファー。

イタロという存在のバックアップを受け、CT再開時にはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか注目です。

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参照記事「Jadson Andre: The Master Turns Apprentice