北のサンフランシスコから南のサンディエゴまで、ビーチに沿って南北に延びる米国カリフォルニア州。
南カリフォルニアにはサーフブランドの本社が数多く存在することから、サーフィンの本場と言っても過言ではないですよね。
今回の記事は、カリフォルニア州が「サーフィン」を州の公式スポーツに認定しようと動き出したニュースをお届けします。
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サーフィンの聖地と言えばハワイであり、サーフ業界が集中するカリフォルニアはサーフィンの本場といったエリア。
そのカリフォルニアでサーフィンを州の公式スポーツにしようと、2018年1月、アル・ムラウチ議員とイアン・カルデロン議員が法案を提出しました。
法案提出にあたりムラウチ議員は「カリフォルニアにおいてサーフィンは豊かな歴史とカルチャーに溢れていて、サーフィンを通したライフスタイルは世界中の人を引き付け、年間小売(売上高)は60億ドル以上を生み出している」とコメント。
カルデロン議員は「サーフィンしてきたおかげで今の僕があるし、若い頃に美しいビーチに感謝の気持ちを持てるようになった。カリフォルニアで育って恵まれていると思うよ」と、自身の体験をもとに人格形成に役立ったとコメント。
両議院のコメントに加え、カリフォルニアにとってサーフィンが州を代表するスポーツとしてふさわしい理由は盛りだくさん。
マリブ、トレッスルズ、マーヴェリックス、リンコン、ハンティントンビーチなどといった世界的に有名なサーフスポットを有する点。
マーヴェリックス・チャレンジ、USオープン、インターナショナル・サーフ・フェスティバルといった様々なサーフイベントが開催されている点。
インターナショナル・サーフィン・ミュージアム、サーファーズ・ホール・オブ・フェイム、カリフォルニア・サーフ・ミュージアムなどがある点。
カリフォルニアにおけるサーフィン関連の事実を羅列されれば、確かに公式スポーツにならない方がおかしいほどですね。
ちなみに、ハワイ州ではすでにサーフィンが公式スポーツになっています。また、サーフィンに加えて、アウトリガーカヌーパドリングも公式スポーツと州のカラーが出ていますね。
最後に、国技(National Sport)と言う言葉は聞いた事がありますが、今回初めて耳にした州を代表するスポーツ「State Sport(ステートスポーツ)」。
少し調べると今回のサーフィン同様、各州のカラーを打ち出したスポーツが多く、一例を挙げるとアラスカ州の犬ぞり、テキサス州のロデオなど、オリジナリティに溢れていました。
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参照記事:「Surfing as the state’s official sport? 10 reasons why California is so gnarly, dude」