イギリスを代表するフリーサーファーとして知られるルービン・アッシュ「Reubyn Ash」(29歳)。
以前はビラボンライダーでしたが、その後は紆余曲折がありながらもプロサーファーとして活動を続けています。
今回の記事は、ルービン・アッシュのこれまでの軌跡、時計ブランド「Formex」のチームライダーとなり公開されたウェルカム動画をお届けします。
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ルービンを一躍スターダムに押し上げたのは、何といってもテイラー・スティール監督作「Innersection(インナーセクション)」。
同作品は、これまでビッグネームサーファーしかサーフムービーに出演していなかったので、アンダーグランドサーファーにもチャンスを与えるといった趣旨の企画。
各サーファーが自身のサーフィン動画を公開し、一般投票によりインナーセクション出演者が決まるという内容で、ビッグネームもアンダーグランドも同じ土俵に立ち、フリーサーフィンのレベルだけで競うものでした。
インナーセクションでは、アルビー・レイヤーやマット・メオラといったマウイボーイズ、すでに知名度のあったジェイミー・オブライエンなどが選ばれる中、ルービンも選出されることに。
その後のルービンは、エアリアルを得意とするフリーサーファーとして世界各地でのフリーサーフィン動画を公開していましたが、ビラボンとの契約が解消となり、金銭的理由から動画公開もストップ。
それから数年後、イギリス国内でコンテストサーファーとして活躍することで再びスポンサーを獲得し、今ではサーフィンコーチとしての活動も並行して行っています。
浮き沈みの激しいフリーサーフィンの世界で生き、決して良い時期ばかりではなかったルービン。しかし、「これまでに体験してきた素晴らしい出来事の大半は、サーフィン絡みなんだよね」と動画で語っています。
サーフィンが好きでプロサーファーとなり、フリーサーファーとして世界を飛び回ることで様々な経験を経てきたというルービンの人生は、サーフトリップ好きな一般サーファーでも共感できるのではないでしょうか。