今年2018年1月、2020年東京五輪に向けてサーフィンの強化指定選手を決めるべく、事前合宿が行われたオーストラリアチーム。
同合宿後のプレスリリースにて、今年3月頭には強化指定選手の絞り込みを行って正式発表すると報じていた通り、ついに発表となりました。
今回の記事は、東京五輪での金メダル獲得に向けて動き出したオーストラリアのサーフィン強化指定選手のニュースをお届けします。
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オリンピック強化指定選手の選定に関わったのは、7×ワールドチャンプのレイン・ビーチリー、4×ワールドチャンプのマーク・リチャーズ、3×ワールドチャンプのミック・ファニング、エリートプログラムマネージャーのビード・ダービッジ、コーチのケイト・ウィルコムズ。
選定に携わった人物のキャリアだけで凄いことになっているのは、さすがサーフィン大国オーストラリアです。
前回の事前合宿では16名のサーファーが招待されていて、今回は人数が減るかと思ったのですが同じく16名となっています。強化指定選手に選ばれたサーファーは以下の通り。
Julian Wilson - QLD
Matt Wilkinson - NSW
Owen Wright - NSW
Connor O’Leary - NSW
Adrian Buchan - NSW
Wade Carmichael - NSW
Mikey Wright - NSW
Ethan Ewing - QLD
Stuart Kennedy - NSW
*Women
Tyler Wright - NSW
Stephanie Gilmore - QLD
Sally Fitzgibbons - NSW
Nikki van Dijk - VIC
Keely Andrew - QLD
Bronte Macaulay - WA
Macy Callaghan – NSW
合宿時の入れ替えとしては、ウイメンズ部門でキーリー・アンドリュー、ブロンテ・マコーレー、メイシー・キャラハンの3名が追加。
メンズ部門ではライアン・カリナン、リーフ・ヒーズルウッド、クーパー・チャップマンの3名の名前が消えています。
さて、今回のメンバーの中には男女共に数多くのCTサーファーが名を連ねていて、合計で11名がCTサーファーとなります。
オリンピック出場枠については、男女共に20名ずつ。その内、WSLのCTサーファからメンズ10名、ウイメンズ8名。ホスト国である日本からは2名。残りの20名は、2019年と2020年に開催される計3イベント(ISAイベントなど)の結果次第。
WSLからの出場枠は、メンズがCTランクトップ10となるのか、はたまた出身国を考慮するのかは発表されていないので、確実に出場資格を得るためにはCTサーファーであってもISAイベントなどへの出場が十分考えられるので楽しみではないでしょうか。
今後の展開なども含め、これからもオリンピック関係の最新ニュースを随時お届けしていきます。
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参照記事:「2018 Australian National Surfing Squad Announced」