現地時間2018年3月12日(オーストラリア)、ゴールドコーストのスナッパーロックスをメイン会場としたウイメンズCT初戦「ロキシー・プロ・ゴールドコースト(Roxy Pro Gold Coast)」が開催。
ウイメンズのみ開催となった本日は、ラウンド2~クオーターファイナルまで開催のマラソンデイとなりました。
今回の記事は、ロキシープロ@ゴールドコーストのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。
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昨日よりも予報通りに波は少しサイズダウンしたものの、ターンを入れやすいコンディションとなったスナッパーロック。
ただ、明日からはサイクロンスウェルが入る見込みなので、メンズはサイクロンスウェルに備えて本日はオフとなり、ウイメンズだけの進行となりました。
ロキシー・プロ・ゴールドコースト(Roxy Pro Gold Coast)
ラウンド2、ラウンド3、クオーターファイナルと3ラウンドも一気に消化することになった本日。ラウンド4はどうしたの?と思う方もいると思いますが、今年からメンズとウイメンズのフォーマットが変更となっています。
メンズのラウンド4とウイメンズのラウンド3は、昨年までは3人ヒートで1位通過となったサーファーがクオーターファイナル進出となり、2位と3位は敗者復活戦となるラウンド5(メンズ)とラウンド4(ウイメンズ)送りとなっていました。
しかし、今年からはラウンド5(メンズ)とラウンド4(ウイメンズ)の敗者復活戦がなくなり、3人ヒートで上位2名がクオーターファイナル進出になったのです。
この変更により、トータルヒート時間が短くなるのでよりコンディションの良い時間帯にイベント開催が可能となります。
ウイメンズに関しては出場サーファー数が少なく、何度も同じ相手と対戦になるといった問題もあったので、選手とファン共に良い改善点ではないでしょうか。
さて、今季から唯一の敗者復活戦となるラウンド2からスタートした本日、ローカルスターのステファニー・ギルモアやレイキー・ピーターソンが勝ち上がる一方、トップシードのタティアナ・ウェストン・ウェブ、セイジ・エリクソン、ニッキ・ヴァン・ダイクが早期敗退の結果に。
*ステファニー・ギルモア@ラウンド2
.@Steph_gilmore advances over @biancabuitendag in #RoxyPro #GoldCoast Rd 2, Heat 3 👉 https://t.co/Aj8jHugVSY pic.twitter.com/4CTCHhNkY4
— World Surf League (@wsl) 2018年3月11日
*今季初となる9ポイント台をスコアしたレイキー・ピーターソン@ラウンド2
.@LakeyPeterson drops the first 9 point ride of the season and advances over @paigehareb in #RoxyPro #GoldCoast Rd 2, Heat 4 👉 https://t.co/Aj8jHugVSY pic.twitter.com/irsApiXYcC
— World Surf League (@wsl) 2018年3月11日
最も注目を集めたのは、セイジを破ったツアールーキーのキャロリン・マークス。15歳と言う史上最年少でのCT入り記録を樹立したキャロリンのサーフィンは非常に安定していて、圧巻のパフォーマンスでした。
*キャロリン・マークス@ラウンド2
.Rookie @caroline6775 eliminates @Sageerickson in #RoxyPro #GoldCoast Rd 2, Heat 2 👉 https://t.co/Aj8jHugVSY pic.twitter.com/WViH1MXCcm
— World Surf League (@wsl) 2018年3月11日
ラウンド3に進むと、ここでもキャロリンの強さが際立つことに。ステフとシルヴァナ・リマを相手にした3人ヒートではなんと1位通過を果たしました。
*キャロリン・マークス@ラウンド3
Rookie @caroline6775 advances over @Steph_gilmore & @SilvanaLimaSurf in #RoxyPro #GoldCoast Rd 3, Heat 3 👉 https://t.co/Aj8jHugVSY pic.twitter.com/pgA6HOs8AS
— World Surf League (@wsl) 2018年3月12日
前述した通り、今季からラウンド3で3位になると敗者復活戦はないのでイベント敗退が決定。そのラウンド3では、昨年のQSチャンプとなったジョアン・デフェイが敗退の番狂わせが発生となりました。
クオーターファイナルに進むと波乱の連続。タイラー・ライト、カリッサ・ムーア、ステファニー・ギルモアといった3名のワールドチャンピオンが敗退。
個人的には昨年準優勝したレイキー・ピーターソンが最も調子が良さそうに見え、クオーターファイナルでタイラーを破ったのがレイキーでした。
トップシード常連として唯一勝ち残ったのはサリー・フィッツギボンズ。相手はスーパールーキーのキャロリンが相手でしたが、本日のトータルハイエストスコアとなる16.57ポイントを叩き出しての結果です。
*サリー・フィッツギボンズ@クオーターファイナル
.@sally_fitz eliminates rookie @caroline6775 in #RoxyPro #GoldCoast Quaterfinal 3 👉 https://t.co/Aj8jHugVSY pic.twitter.com/u2ZTdzsMP6
— World Surf League (@wsl) 2018年3月12日
本日の結果
今後のヒート表
ハイライト動画
波予報
明日からはいよいよサイクロンスウェルが入って来る予報となっていて、13日(火曜)はフェイスで5~7フィート。
サイクロンスウェルは徐々に強まっていき、14日(水曜)午後~15日(木曜)午前には6~10フィート(セットでダブルオーバーヘッドほど)に達する見込みです。
明日からはメンズのラウンド2がスタートになると思いますが、気になるのはウイメンズの最終日がいつになるのか。通常であれば男女同日の最終日が恒例ですが、コンディションによってはウイメンズには厳しくなる可能性もあるので、明日がウイメンズ最終日になるかもしれません。
まとめ
日本とゴールドコースト(オーストラリア)の時差は1時間。明日13日午前7時スタートの場合、日本時間は13日午前6時となります。
ライブ中継については引き続きWSL公式サイトやアプリでも従来通りに視聴可能でしたが、Facebookのみの中継に変わる可能性はあるのでご注意下さい。
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