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グリフィン・コラピント Photo: WSL / Poullenot

現地時間2022年3月6日(ポルトガル)、ペニシェを舞台としたCT第3戦「MEO Pro Portugal」が開催。

イベント3日目となった本日は、メンズのラウンド3ヒート10~クオーターファイナルとウイメンズのクオーターファイナルまで進行し、男女ともにセミファイナリストが出揃いました。

今回の記事は、MEOプロのイベントレポート、本日の結果や今後のヒート表、動画、今後の波予報といったイベント情報に関するニュースをお届けします。


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メンズイベントレポート

これまでのベストと言えるコンディションに恵まれた本日は、このチャンスを逃すまいとオーバーラッピングヒートで一気にヒートをこなしていく展開に。

現状における今イベントで注目の一つは、CTランクトップのバロン・マミヤが早期敗退を喫したので、次戦にて誰がCTランクトップのみに与えられるイエロージャージを着用するのかと言う点。

そして本日の結果により、次なるオーストラリアンレグ初戦にてイエロージャージ着用となるのが、五十嵐カノアに決まりました。

本日のイベント開始時点で勝ち残っていたCTランクトップ5はランク順に、カノア、セス・モニーツ、カイオ・イベリ、ケリー・スレーター。

でしたが、ラウンド3でセスとカイオはイベント敗退となることに。

唯一勝ち残っていたケリーもラウンド4で敗退となり、カノア以外で勝ち残っているランキング最上位はCTランク7位で同率のフィリペ・トレドとジョーディ・スミス。

クオーターに進むとカノアとジョーディが敗退し、フィリペは勝ち残ったものの優勝してもカノアのCTトータルポイントを逆転する事はできないので、次戦のイエロージャージはカノアで決定となりました。

本日のシングルハイエストスコアのパーフェクト10とトータルハイエストスコア17.83をマークしたのは、クオーターファイナルでのグリフィン・コラピント。

パーフェクト10とは、このコンディションにしてそれ以上のパフォーマンスはあり得ないという意味になるので、バックサイドでのフルローテーションのみのライディングでコールされたのは意外でした。

ちなみに、今シーズンのCTイベントにおいて初のパーフェクト10とのことです。

最後に、セミファイナルに進出を果たしたのは、イタロ・フェレイラ、フィリペ・トレド、ジョンジョン・フローレンス、グリフィン・コラピントの4名。

今季序盤はCTランクトップ10の顔ぶれが例年と大幅に異なっていましたが、今イベントを終えたら例年のトップシードが上位に食い込んでくることになるでしょう。

本日の結果

今後のヒート表

ウイメンズイベントレポート

カリッサ・ムーア Photo: Thiago Diz/World Surf League

ウイメンズも次戦ではイエロージャージがブリッサ・ヘネシーの手から離れる可能性があり、CTランクトップに立つ可能性を秘めているのはカリッサ・ムーアとレイキー・ピーターソン。

今イベント後のブリッサのCTトータルポイントは17,355で、カリッサとレイキーが共にセミファイナルで敗退すればイエロージャージはブリッサがキープ。

カリッサが準優勝以上、レイキーは優勝でランキングがひっくり返る事になるので、イベント最終日のセミファイナルは見逃せません。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

ポストショー

波予報

7日はついにサイズダウンが大幅に進むので、レイデイ(Layday:イベントのオフ日)になる可能性が高いです。

その後は再びサイズアップするものの、オンショアの風に悩まされる展開が続く見込みです。

なのですが、ウェイティングピリオド終盤の11~13日の間で風が比較的弱まる可能性があるかもしれないということで、予報通りとなれば、そのタイミングを狙ってイベント最終日を開催する事になるでしょう。

まとめ

日本とポルトガルの時差は9時間で、日本の方が9時間進んでいます。

ファーストコールが行われる現地時間の午前7時20分は、日本時間の午後4時20分となります。

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メンズサイト「MEO Pro Portugal

ウイメンズサイト「MEO Pro Portugal

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